組織で起きているよくある課題

一般論としてよくあること。

全体最適の欠如、が起きています。
その中でいろんな施策が走ろうとしています。

全体最適の欠如とは、
経営戦略の欠如のこと。

トレードオフがない状態です。

具体的には、
顧客である会社に対して、
企画部門にアプローチするのか、
システム部門にアプローチするのか、
を特に重み付けしていない状態があります。

システム部門にアプローチすれば、
顕在ニーズはあることが多いです。
予算は持っているので。

しかし、他社と取り合いですし、
顕在ニーズなので、先方としても
やりたい形がすでに決まっている場合が多い。

企画部門にアプローチすれば、
IT上の顕在ニーズはないかもしれないが、
業務上の顕在ニーズはあり、
そして潜在的なITニーズがあります。

しかし、予算化されていないことが多く、
リードタイムが長くなることも多い。

どちらのアプローチに主眼を置くのか。
あるいは、何らかブレイクスルーさせるのか。

この辺りの、トレードオフと戦略を
明確にしていないことは世の中とても多いです。

言い換えると、
捨てるものは何か、ということです。

個人的な意見としては、
主を、企画部門アプローチから
作っていくことなのでは?と考えています。

ここに注力しないと、
本当に目指す姿をつくるための
業務フローが作れません。

すなわち、
全体最適を見た組織能力の不足に気づけず、
手を打つことができません。

各部門の課題は、
ここに集約されるのではないかなと
考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?