PDCAを回す

あれだけ
「PDCAを回せ」と言われるのに、
回せていない人が多いです。

PDCAって何なんでしょうか。

計画を立てて、やってみて、
振り返って、改善策を立てて、
再度プランニングしてやってみる…

という一連の流れだ、
と教えられることが多いです。

私は、PDCAにおいて大事なのは
「目的の明確さと振り返りの質」
だと捉えています。

まず、何のためにPDCAを回すのか。
きっと出したい成果があるはずです。

例えば採用をしたい場合。

いつまでに、どんな人を何人
いくらの金額で採用したい、
というゴールがあります。

また、なぜそれだけの採用をしたいのか?
という背景もあるでしょう。

成果を出すという目的があり、
そのために限られたリソースをどう使うか。
これを決めるのが計画です。

そして、実際にやってみると、
うまくいくこと・うまくいかないこと
それぞれ出てきます。

そういった、出た結果に対して、
「次は何を変えたらもっと簡単に上手くいくのだろう?」
というpointを見つけようとすること。

これが振り返りです。

このpoint、別の言い方では「課題」と言われ、
これらは課題発見のプロセスでもあります。

そして課題発見は奥深いです。
「応募が少なかった」というのは課題ではないです。

もう1段、2段深掘っていくと、
「他社に対する差別化が不十分」
みたいなpointが出てきます。

さらにもう1段、2段深掘っていくと、
「社内の現場情報を取りに行けてない」
みたいなpointが出てきます。

さらにさらにもう1段、2段深掘っていくと、
「社員との関係構築ができてない」
みたいなpointが出てきます。

「応募が少ない」

「社員との関係構築ができてない」

一見紐づかないように見えますが、
真の課題はこういったところにあります。

これを見つけるのが
「振り返り」。

逆にこれがみつけられないなら、
振り返りの質は低いです。

そして、課題が明確になれば、
改善策が立てられて、
再度計画を立て直せる。

そういった仕組みです。

目的と、振り返り。
ぜひ意識してみてください。


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