死にたいと思った私を救ったこと
最近は希死念慮が薄れてきましたが、これは希死念慮がある時期に書いたので、希死念慮にお困りの方に少しでも参考になればと思いシェアします。
生きることリタイヤしたい。
そう思っていると、頭の中におばあちゃんが現れて(正確には朝ドラでおばあちゃん役をしている女優さん)、こう言ったんです。
『そんなに焦って死ぬこたない。寿命がきたらいやでもお迎えが来るんだから、それまで待ってたらいい。
さ、お茶でも飲みなぁ。』
そうか、生きるのはしんどいけど怖くて死ぬこともできないのなら、焦らずお茶を飲んで待ってたらいいんだ。
そう思った瞬間、ふっと心が軽くなりました。
人生、死ぬまでの暇つぶしって言いますし。
それでもやっぱりどうにかして死ねないかなって思う時があります。
でも死にたい気持ちには強弱の波があり、時間が経つと弱まってどうでもよくなります。
実際、お茶を飲んで時間が過ぎれば、時間とともに死にたい気持ちも薄れて楽になりました。
(また波は来ますが。)
他にも、気を紛らすという方法があります。
甘いものを食べたり、
冷たい水に触れたりして、
邪念が無になる時があります。その時に人生の辛さはどうでもよくなります。
その時はただその瞬間を生きていますが、効果が持続しないのが難点です。
最後にお話するのは、
たくさんのユダヤ人が迫害されていた時代のことです。
ユダヤ人の精神科医が収容所で、他のユダヤ人たちを観察していました。
過酷な状況の中、命を絶ってしまった人たちも多くいたそうですが、生き残った人たちには共通点があったそうです。
それは、生きて(ここを出て)これをする。という目標です。
例えば、あるユダヤ人は生きて収容所を出たらパン屋を開くんだ、と思っていたそうです。
これは、希死念慮を持つ人にも有効だと思います。
生きて何をしたいか、という思いは挫けそうな時に支えになってくれます。
現状の絶望の中に将来への絶対にこうするんだっていう気持ち、情熱といいますか。
それを持ち続けるのは大事ですね。
私の場合、それは、希死念慮や人生の辛いことを乗り越えて、辛い人苦しんでいる人に伝えるんだっていう思いでした。
そのことに情熱を感じるんですよね。
これらのことだけで希死念慮を乗り越えられる訳ではなかったですが、私にとっては大きな救いにはなっていました。
この記事が悩んでいる人の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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