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24.2.27日本株の相場展望 金利/景況感/選挙が節目

日本株の展望 金利・景況感・選挙

 2024年の日本株について金利/景況感/選挙を節目にシナリオを立てました。

日米の金利

 4月日銀のマイナス金利解除、6月FOMCの利下げが想定されています。日米の金利差が縮まり円高を加速させ日本企業の減益(円安効果の蒸発)⇨株下落が危惧されています。
4月日銀、5月決算シーズン、6月米利下げが相場転換の節目になりそうです。5月決算の来期(25.3)予想は円高を見据えた真の収益力(稼ぐ力)を確認できます。

日米の政策金利の発表日

日米中の景況感

 世界的には景気減速が見込まれていますが、日米は景気堅調、中国は景気減速しています。
特に中国は不動産不況の長期化に加えて脱中国の動きも加わり底入れ待ちの状況です。
 海外投資家の評価を裏付ける香港ハンセン指数の下落トレンドの反転待ちです。

香港ハンセン指数

露日米の選挙

 3月ロシア、11月米国、日本は岸田政権が低支持率につき4月補欠選挙の結果次第では早期の衆院選もありえます。欧州ではスウェーデンがNATOに加盟しロシアの反発は必至、プーチン再選は確実も戦況に成果を求めるアピールが懸念されます。
 選挙は株高のアノマリーですが、11月米大統領選挙は3/5スーパーチューズデーを節目にトランプ優勢が本格化し株価を乱高下させそうです。

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