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【行動イノベーションコーチが教える】いますぐ「独りよがりな考え」から抜け出す3ステップ

あなたもこんな経験、ありませんか?

アイデアを提案しても、なかなかみんなの共感を得られない。チームとして一丸となって目標に向かいたいのに、どうしても一緒に進んでくれる人が少ない

そんな時、どうしたらいいのか、思い悩んだことがあるかもしれませんね。

そんな私たちが直面する課題は、今のビジネスシーンでよくあることです。変化が速い世の中で、チーム全員で力を合わせないと目標達成は難しいのに……

でも、心配はいりません。今からお話しする行動イノベーション流のちょっとしたコツを取り入れてみてください。チームメンバーとの距離をぐっと縮めることができますよ。

「相手の心地よさを最優先にする」

これが、行動イノベーション流で大切にしている心の姿勢です。このシンプルな考え方を持つことで、独りよがりになることなく、チーム全体で目標に向かって進むことができるのです。

この大切さを改めて実感したのは、家族と一緒に低山登山をした時のことでした。目指す展望台への道中、狭くなる道に家族から心配の声が上がり、結果的に引き返すことになってしまったのです。

後に雑誌に掲載された展望台からの写真を見た家族からは、どうしてあそこで引き返したのかと言われることになってしまったのですが、改めて痛感したのが、目的地への道中で感じる心配や疑問を和らげることの重要性でした。

特に意識したかったのが次の3つ。

  1. 情報共有

  2. やってみせる

  3. 安心安全な場の共有

一つ一つ見ていきますね。

情報共有

低山登山の際、ぼくが失敗した一つ目のポイントは「情報共有」でした。家族に対して、登山口への道のりが少し狭くなること、でも展望台からは素晴らしい景色が広がっていることを、事前にしっかりと伝えておくべきでした。

この情報が共有されていれば、家族も道中の不安を感じることなく、目的地へ到着するのを楽しみに歩き続けられたはずでした。「もし、きちんと情報を共有しておけば、展望台で一緒に楽しい時間を過ごせたのに」と強く反省しました。

やってみせる

「やってみせる」については、ぼくが事前にその場所へ行き、体験しておくことの重要性を痛感しました。もしぼくが展望台までの道のりを自ら歩き、決して危険ではないこと、むしろ自然に囲まれ、とても快適だったことを家族に伝えることができたら、家族の不安は大きく軽減していたはずです。

安心・安全な場の提供

最後に、「安心・安全な場の提供」について、家族の中には低山とはいえ、初めての経験に不安を感じている人がいたことへの気遣いが足りなかったと感じています。

途中で辛くなった場合や、帰りたくなった場合に備えたサポート体制、例えば「荷物はお父さんが持ってあげるよ」「途中の道のりも十分楽しいし、そこで引き返すのも全然OK」という安心感を提供することが、どれほど大切だったかを改めて実感しました。「もし、事前にこんなサポートがあることを伝えておけば、家族はもっとリラックスして登山に臨めたはず」と考えています。

これらの点を踏まえた上で、ぼくのコンサルタントとしての成功事例をお話しささせてください。

あの人なら間違いない、そう言ってもらえたのは……

任されたのは、お客様のプロセス改善プロジェクト。複雑なシステムの謎解きを、お客様の担当者と共に行うよう依頼を受けました。

まず最初にぼくが手をつけたのが「現状の問題点」と「求められる結果」の共有でした。これにより、目指す方向と、その道のりがどんなものなのかを知ってもらうことができました。

次にぼく自身がシステムの謎解きに取り掛かりました。そして、その結果を共有する上で心がけたのが、難しいけど不可能ではない複雑だけどすごい仕組みで面白い、を伝えることでした。チームに「できそう、おもしろそう」と思ってもらうよう努めました。

その後は、お客様の社員からなるプロジェクトチームに任せることになったのですが、困ったらいつでもサポートすると声をかけ、実際に一緒に問題に向き合うことで、想像を遥かに超える改善を達成しました。実際この経験から、お客様の担当者の一人は「システム改善ならあの人に頼めば間違いない」という信頼を築くことができたのです。

人はなぜ動けるのか

「心地よさを優先する」という行動は、不快回避と快追及というの基本的な人間の原理に基づいています。ぼくたちは自然と不快を避け、快を求める傾向があるのです。

簡単にいえば、怒られるのが嫌だから頑張る=不快回避。ボーナスがもらえるから頑張る=快追求という話。この心理的な側面を理解することで、なぜ相手の心地よさを優先することがチーム内での協力や目標達成において効果的であるかが明確になります。快適な環境は、ぼくたちは新しい挑戦への恐怖を和らげ、積極的な行動を取りやすくしてくれるのです。

相手の心地よさを優先すること

このアプローチを取ることで、チームメンバーは最初の一歩を踏み出しやすくなります。これは、あなたのチームが新しい挑戦を行う上で向けての大切な工夫です。同時に、共感が得られない、一緒に進んでくれる仲間が見つからない、といったあなたが直面している課題の解決策でもあるのです。

とは言え、難しく考えすぎなくても大丈夫です。まずは、あなた自身が新しい挑戦を始めた時のことを振り返ってみてください。そして、どのようなサポートがあれば安心して取り組めたか、また、どのような情報が不安を減らしたかを考えてみてください。そこから学んだ教訓を、自分のチームに適用することで、共に成長し、目標を達成するための一歩を踏み出せるはずです。

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