帰路

帰り道、できる事なら浮き足立つ様に。 家に誰かいても居なくても、 あたたかい気持ちで…

帰路

帰り道、できる事なら浮き足立つ様に。 家に誰かいても居なくても、 あたたかい気持ちで「ただいま」と お家に挨拶ができる様に。 帰りたくない日には、 立ち寄りたい場所でありたい。

最近の記事

最愛について

あなたにとっての最愛の人は、どんな人ですか? どう笑いかけてくれますか。 どんな言葉をくれますか。 あなたがどう足掻いても笑えない時、 どんな顔であなたを見るのでしょうか。 私は今年に入ってから、 とにかく自分を信じて、信じて、信じている。 新しい環境だから そうでもしなきゃ、こなせない毎日だったし 少しでも信じる力が抜けようともするならば、 誰かの前で”自分”ではいられない。 んー、そう言い切ってしまうと、 悪い意味になってしまいそうなので言い換えると ”自分を信じる

    • 言葉にできない。言葉にしたい。

      言葉にして伝えることが苦手です。 例えば1対1で話をしているとする。 そこで、会話しているのは 誰がどう見ても 自分と、相手のふたりなのに 私の中では、ふたりじゃない。 本当の自分は物凄い勢いをつけて どこか遠くへと背を向けて逃げている。 待ってと言っても、もう遅い。 だから、そこにいるのは「私とあなた」ではなく 「あなたが2人」なのである。 というのも、何か伝えたいことがあっても 言いたいことがあっても 反論したいことがあっても 相手の顔色を伺ってしまうから 相手

      • 守りたいものは、

        守りたいものは この鋭い目と 隠せない孤独。 寄りかからない強さに 寄りかかれない弱さ。 そして、ほんの少しの優しさと 変わり者であり続ける私。 今に嫌気がさしたように見えて、 変われない自分を捨てたいように思えて、 全部、守りたいもの。 もれなく全部、過去の自分が守りたかったもの。 まるごと一緒になろうとしないで。 自分だけは自分で在って。 それだけで、もう十分。

        • 助ける。

          普段は見え隠れする程度で しんと、静かに佇んでいるけど 「何かあったら、いつでも助けるぞ」な人。 思い返せば、憧れたり 何があっても好きが守られるのは この凛とした言葉が聞こえてくる人ばかりだった。 決まって彼等は言葉を大切に扱い 目の奥に温度を持ち、 とびきり綺麗な笑顔を見せてくれる。 顔のパーツだとか ファッションがどうだとか そういうのは二の次で、いやほぼ関係なく、 目を引く美しさを纏っている。ように私は感じる。 いざ、その温かさを目の前にすると 自分でも感じて

        最愛について

          どうしたって変わる。

          変わらないで。と願った物も、人も 日を越すごとに あたりまえな顔をして変わっていく。 通い詰めていた本屋 汚れないで欲しかったお気に入りの本 生まれた時から寝静まってる 商店街の中にある中華料理屋 小学生時代の無邪気で 曇りを知らない坊主男子 瞳をキラキラさせながら夢を語る友達 好きだった人に 好きだとなんの曇りもなく言えていた自分 好きだった人の守りたいもの 年月と環境というベルトコンベヤーに乗せられて 変わって、失くなって、新しく生まれた。 悪いことじゃない。 そう

          どうしたって変わる。

          もう大丈夫だから

          おかえり。ずっと待っていたよ。もう、大丈夫だから。                         –羊文学 「マヨイガ」から− ”大丈夫” 何より大切で、好きな言葉。 いちばん尊敬して、いちばん好きだった人に この言葉をいちばん辛かった日にもらった時から 大丈夫の効力を肌で感じている。 私はずっと、大丈夫じゃなかった。 小さい時から”不器用”、 ”何をやらせてもだめ”、”打たれ弱い”と よく周りの人たちに言われていた。 全部間違いじゃない。3つとももれなく正解。 運動も

          もう大丈夫だから

          それなりに、しっかり、踏み締めて。

          あけまして、おめでとうございます。 実感の湧かないまま、 自分の中で盛り上がりを作れることなく カウントダウンをしてしまいました。 それでも真っ先に親友から おめでとうとメッセージが来ていて なんだか嬉しくて、ああ、開けたんだ。 2023年ちゃんとやったなあ。 とやっと思えました☺︎ 親友ちゃんありがとう。 2023年振り返ってみると 就活だ就活だ。と言われる割には言う割には さほど頑張れていなく、 よーし、沢山アルバイトをして 色んな県に行くぞと言う割には さほど旅行でき

          それなりに、しっかり、踏み締めて。

          優しい人の居場所は。

          遠くを見据えている。ずーっと遠くを。 その後は嬉しそうに寂しそうに微笑んで、俯く。 優しいあの子はどこか、遠くへ行ってしまいそう。 あくまで、私が見た優しすぎる人のこと。 優しすぎる人は、何かといつも戦っている。 優しすぎる人は、自分をどこかへ 置いて行ってしまっている。 自分には厳しくて誰かへは優しすぎる人は、 何かを諦めている。 気づかない人の方が多いのに 誰かの影を見つけた人は、立ち止まって愛でる。 慈しみ、言葉を掛ける。 ありがとう。と伝えられて嬉しいのに

          優しい人の居場所は。

          これさえ、在れば。

          目の前が霞んで、ぼやけて、滲んで。 辺りは暗いし、周りの声は段々と大きくなり 耳を塞ぎたくなる。 自分の形が消えていくようで手も足も出ない日常。 さあ、どうする。 右も左も分からなくなった今、何をしようか。 きっと、ここからが自分の本当の日々を 歩けるんだと思う。 全てに当てはまる訳ではないと思うが、 私は、そうだった。 高校時代は学校が嫌いで、どこにいても辛くて できるだけ早く早く卒業したかった。 だから、毎日をただ無心で とにかく時間が過ぎるのを待った。 そんな時、

          これさえ、在れば。