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私が出来上がるまで47(一次審査合格)

大学在学中に友達の影響もあり、アメリカ短期留学を決めた私。
母から費用を出してもらう事は皆無なので、幾つものバイトに励み、お金を貯めていた矢先、たまたま申し込んだ、雑誌のアメリカ留学レポートに、書類審査が通ったのです。

確か、当時はインターネットなど普及してなかったので、書類が届いてました。
一次審査に合格したので、二時審査に東京へ来てくださいとありました。
二時審査の内容は書かれてなかったです。
そしてこの出版社、小学館から東京までの交通費もまかなってもらえると言う事でした。

その時私の脳裏には「やった!初めて東京へ行ける!」と言う事でした。
家族旅行など殆どしたことがなかったので、東京など海外と同じくらい遠い国でした。
しかも、必死でお金を貯めたいたので自腹なら行かなかった。いえ、行けなかった。
これだけでもありがたく、試験のことよりも東京へ行ける楽しみの方が上回ってました。

数万分の1なので、落ちる事は当然と思っていたから、とにかく初東京への切符をタダで手に入れた!と大喜びでした。
が、宿です。
宿代は当時の私にとってはかなり高いです。
とんぼ返りで試験だけ受けて帰ればいいのですが、なんせ初東京。
日本の大都会は行ってみたいところがいっぱいあります。

そこで考えました。
タダで泊まるにはどうしたらいいか。
ここら辺からも私は生き抜いていく知恵を働かせるモードに入っていたのかもしれません。

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