感想 映画「THE FIRST SLAM DUNK」

私達の求めていた山王戦がそこにあった。

実は公開初日の朝一番から観に行っていた映画、THE FIRST SLAM DUNK。
せっかくなので感想を述べてアウトプットとしたいと思います。

ちゃっかり朝一での視聴 無駄にIMAX

TVアニメ時代の声優さんとは違う方が演じている事以外の情報は全て遮断。事前情報無しで観に行って来ました。

ちなみに私はスラムダンク世代では無いですが兄がドンビシャの世代で、漫画が一式あったのでそれを読み込んでいました。


……
………(涙)

いやぁ…これは…素晴らしい…。
こん…な、えぇ…?あのラストを表現しきった…?

と言った感じです。(適当)

〈感動ポイント1 リョータの幼少期について〉
登場人物の1人、宮城リョータ。
漫画では彼の過去について書かれてる描写はほとんど無いため、意外な過去が分かりました。
(読み切りで登場してるらしいですが良くわかってません。)
この映画は彼が主人公なんでしょうね。幼少期の想いを抱えながら挑む山王戦は本当に見応えありです。

〈感動ポイント2 シンプルに山王戦がオモロイ〉
現代の技術で山王戦を描いているのがマジでポイント。
ヌルヌル動く絵、厨ニ心を擽るBGM、IMAX効果で臨場感爆上がりの効果音、オールウェイズ出してくれてますね(やはり適当)

〈感動ポイント3 ラスト一分の演出〉
これでしょ。
なんといってもこれ。
漫画版を読み込んだ人なら分かってくれるラスト一分の演出。ここをどう表現するかがファンの期待でもあり制作陣のプレッシャーがかかる所。
ここが駄目なら残り全てオジャン、それくらい重要な場面だったのではないかと思います。

…私、不覚にも泣いてしまいまして。
結末は分かりきってる筈なのにこの結果。

作中、観客に親子が映るんですが子供は試合観るの飽きてしまってゲームに夢中になってる描写があるんです。
湘北がいよいよ逆転に迫る場面で、この親子は食い入るように試合を観ています。この絵面こそ私そのものです。

〈総評〉
ファンなら是非見てほしい作品です。
細かい所を言えば漫画のセリフを全て喋るわけではないので(ある程度はカットされているので)そこは仕方ない部分でもあり、不満として上がる要素かもしれません。
ですがやはりラスト…!ここだけは、いえ、ここだけでこの映画が成立するのではないか。そう感じました。ここだけでも観てほしい…!

逆に原作を知ってるありきの映画になっているので未読の方は楽しめないかな…そこが残念です。

公開日から一ヶ月経ちますが是非この三連休、劇場に足を運んでみてはどうでしょう。


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