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本で学んだ心理学

みなさんこんにちは、タートモです!
開いていただきありがとうございます。
みなさまの❤のお陰でHPやMPが回復し執筆することが出来ます!
今回も拙い文章ではありますが、最後までよろしくお願いします。
いや、途中まででもよろしくお願いします。




心理学

突然ですが、みなさん心理学について興味を持ったことってないですか?


私は学生時代に不埒な理由で興味を持ったことがあります。笑

これまで、私が思っていた心理学的なもののイメージは、
なにかサイコパス的に言葉で相手を自分の思い通りに操り、自分の得になるように仕向けるようなことであったり。

もしくは心理ゲーム的な遊び、ある質問をすることで相手や自分の無意識で考えていること、深層心理的なものを引き出したりするといった

「実はあなた、こんな事を考えていますね。」ニヤリ

といった
なんだか、いかがわしい感じの印象を勝手に思っていました。

改めて文字に起こして読んでみると、ものすごい偏見ですね。
ん〜ひどい。

実際、そういった〇〇の法則的な使い方をすることで、ビジネスなどにおいて、有利にことを運ばせていることもあるかと思いますが、、、

今回は、そういった私の偏見に満ちた勝手なイメージをしていた心理学とはまったく違う、心理学を本で学ばせていただきました。

それが前回に語ったアドラー心理学というものです。

この心理学に出会えたことは本当よかったと思っています。


アドラー本

アルフレッド・アドラー(1870〜1937)さんが提唱した心理学です。
かの有名なフロイトと共同研究者であったものの1911年に決別したそうです。

では、どの本でアドラー心理学を学んだかを紹介させて下さい。

人間関係が楽になる アドラーの教え

という本です。

この本の著者は岩井俊憲さんで何冊もアドラー心理学に関する本を出版されています。

ここからは私なりに本の内容を要約した形で紹介させていただきす。
ネタバレになると思いますのでよろしくお願いします。


第一章 人間関係は、自分の力で変えられる

第二章 良い人間関係は、「勇気」から始まる

第三章 人間関係をこじらせない、「感情」のルール

第四章 心の距離を縮める、アドラー流コミュニケーション

第五章 「習慣づけ」で揺るがない関係を築く


人間関係で頭を抱えていた私には刺さる内容で、その人間関係に対する考え方やその対処方法などを伝授してくれましたし、読書初心者の私にもさサクっと読める本でした。

今回はこの本の第三章までを要約していきますのでよろしくお願いします。

では、はじめます。


第一章

はじめに人間関係を構成するものが4つあります。

①自分自身 

②相手

③関係

④環境

人間関係で苦しでいるときには、この4つの中の何かを変える必要があります。その中で一番変えやすいものは①の自分自身です。

私は最初である第一章の、まずは自分自身を変えること、というような言葉に色々と気付かされました。
なるほど、これが以前読書術での本で書かれていた、
悩みをで解決させることなのだと思いました。

続けます。

そして最も変えにくいのが②相手。
その次に変えにくいのが④環境。
これらに比べて変えやすいのは③関係。

たしかにそうですね、②の相手。言っても聞かない他者を変えることは非常に難しい、④の環境を変えるというのは、自分の意志で変えることは出来るが、それなりのコストもかかる上に変えたからとしても、今よりも良くなる保証もない。

それ比べ③の関係は自分次第である。
自分次第である以上、③は①の自分を変えることで達成される。
結果、①自分を変えることがのが手っ取り早い。

「自分の行動を決めるのは自分自身」、これを「自己決定性」といいます。

また苦手意識は記憶からくるもので、無意識の中で記憶の中からそれを選別しているそうで、その主観的なものの見方を「認知論」と言い、同じ人の話でも人によって、捉え方が違うというわけです。
その捉え方を完全に払拭することは出来ませんが、その気持ちを自分の気持ちとして、受け入れることが必要だったりします。


人よく「みんな」「いつも」「全てが」と一部をまるで全部かのように捉えてしまう傾向があるそうです。そのような思い込みを「基本的な誤り」の一つとして「誇張」と言うそうです。
ほんとうに「みんな」なのか「いつも」なのかを再確認することも大事ですね。
本書には「〜だから〇〇」ではなく「だけど〇〇」で一度考えてみようと言っています。
他にも「基本的な誤り」として「過度な一般化」と「単純化」があります。
「過度な一般化」は一部だけのを現象を一般化としたり
「単純化」とは全てを0か100かと単純化してしまうことです。

判断力を狂わせる恐ろしい思い込みですね、
たしか、ファクトフルネスという本でもそのような事が書かれていたような、、、

次に
「原因論」という考え方があります。それは

例えば 「苦手な人がいる」(原因)だから「会社に行きたくない」(結果)

といった感じで、原因論は出来ない理由を作り出すことが容易になってしまう考え方で悩みが泥沼化してしまいます。

出来ない理由を探すのではなく、これから何が出来るのかを考える、それが

「目的論」
過去に目を向けるのではなく、未来に目を向けることでこれからの方向性を考えることが大事です。


アドラーは機嫌が悪いのにも目的があると言います。それは
他者を近づけたくないという目的があると。
しかし、相手の機嫌が悪いのは相手せいで、自分とは関係ないのです。
機嫌の悪い人は近づかず、また機嫌良い時に会えば良いそうです。

端折りますが、他にも
「人付き合いはトレーニングで上手になれる」

「苦手イメージは上書きできる」

「嫌な人間関係は仕事と割り切る」

「気に入らない人の懐に飛び込んでみる」
意外な一面がみれるかも。

「相手の短所のウラを見る」
うるさい人→明るい人 おとなしい人→冷静な人 どう見るかで短所も長所になる。

「好き、嫌いの尺度を捨てる」
好き嫌いに代わる尺度として、建設的か非建設的か、という考え方で他者と接することもアリではと。

「人間関係の挫折も成長のタネにする」    などなど


これらの考え方は自分自身がどう思うか、どう考えるかを改めることにによって、人間関係を見直すことになりますよね。


第二章

アドラー心理学は「勇気の心理学」とも言われており、自分や勇気を与えるこのとの出来る心理学です。


魔法かよ!って感じですね。笑

勇気、それは「困難を克服する活力」です。
その勇気づけの4つのルールを紹介します。

① 目的思考で生きる
過去での原因を探すのではなく、未来に目を向け目的を達成するために生きる。

② 建設的な人を目指す
ただの「いい人」では搾取されます。お互いの共同の目的のためになにが出来るかを考え、実行しましょう。

③ 笑いを取り入れる
笑いは自分と他者を結びつけ、悲しみは離反させる情動。ユーモアは大切で人生を豊かにします。

④楽天主義ではなく楽観主義になる
脳天気ではなく、逆境に対して悲観せず対峙出来る考え方になること。

すごいポジティブなルールです。

言葉だけでは人を勇気づけられない。
勇気づけをするにも条件があります。

①発信者
なにを言うかではなく、誰が言うか。言うに値する人であるか。

②受信者
人の話を聞ける状態であるかを見極める。

③記号
言葉+態度+語調でしっかり表現する。無味無臭では響かない。

④相互関係
相手と良い信頼関係があるか。嫌いな人が言うことは誰も聞きませんよね。

このルールと条件で勇気づけができます。
人を想い、ポジティブであるってことですね。

「褒めるのではなく、勇気づける」
褒めとは上から目線で、人は上下関係より横の関係がベスト。
褒めは中毒性があるので行動の目的が褒められることになってしまう。
なので褒めすぎない。

勇気づけは「褒めのかわりに感謝する」ことを心がける。

この本を読んで私は我が子らに対して、褒めるのではなく感謝をしっかり伝えようと思いました。

「ダメ出し」ではなく「ヨイ出し」
長所をしっかり伝え、背中を押すという勇気づけにはヨイ出しが有効だそうです。

「勇気くじき」という逆パターン

①相手のダメなとことろを指摘する
②減点主義で物事を捉える
③高すぎるゴール設定をする
④失敗をとことん批判する
⑤「お前のせいで・・・」と、一方的に決めつける

たしかに、こんな人が周りいたらHPとMPが減りそうですね。

この「勇気くじき」をやってしまう人は、自分自身に勇気のない人、自信がない人だそうです。

もし「勇気くじき」をしてくる相手に出会ったとしても、「可哀想に、この人は自信がない人なんだな」と思ってみると、ダメージ回避出来るかもしれないですね。
また自分が相手に対して「勇気くじき」をしていないかを再度自己確認することも大事です。

「相手の気分に左右されすぎない」
相手と自分はもちろん別人格です。相手の状態は常に同じではないので、あまり気負わないようにしましょう。

「自分と相手の課題を分離する」
良い人間関係を築くには、お互いの課題を分離した上で、お互いの共同の課題を見つけよう。


第三章

人は感情の生き物と言ったりしますよね。
その感情がコントロールが出来るといいと思いませんか?
アドラー心理学は感情をコントロール出来ると言います。

まず感情にはプラスの感情とマイナスの感情があり、そこに過去、現在、未来という時間軸があります。

過去に対するプラス(懐かしさ)、現在のプラス(満足感)、未来に対するプラス(安心感、期待感)
またその逆もあります。(恨み、不満、怒り、不安)

アドラーはこの感情達には目的があり、
怒りや不安、期待などの感情も、人はなにか目的があってその感情を利用していると言います。

「感情が人を動かす」のではなく「人が感情を使う」という考え方だそうです。なので感情はコントロール出来るということです。

怒りという感情にしても、相手に応じて怒りを利用します。

例として、ちょっとしたイタズラをされたます、それがチンケなヒョロガリにされたのと、屈強で顔面凶器な人にされたとでは、その相手に対する態度を変えるはずです。

またAさんと喧嘩してる最中にCさんからの電話をとっても、Cさんに怒鳴ることはないはずです。
このことから感情はコントロール出来るのです。


「劣等感」
劣等感これは他者との比較によるマイナス感情です。
しかしこの劣等感は大事で、この劣等感をバネに成長をすることが出来ます。

「誰とでも仲良くなる必要はない」
自分にとって大切な人を大切にすればいい。

「不安」
人間の不安のうち60%は根拠のない不安だそうで、現実に起こりうることの不安は5%だそうです。あまり確率の低いことにクヨクヨしてはいけないですね。

「恨み」
恨みといいう感情は、いくら償われても満たされない。
その上、2者間で解決できないので第三者を入れる必要があるそうです。
恨みたくも恨まれたくもないですね。怖

「嫉妬心」
嫉妬心はできるだけ持ちたくないですね。
もし嫉妬を感じたら、その相手との信頼関係を再考してみましょう。

「怒り」
怒りは二次感情です。一次感情の後にやってくるものです。
寂しいから、心配だから、といった感情を表現するための怒りともいえます。
怒りには目的があるので、怒りを感じたらなぜ自分が怒っているのか、怒りを乱用していないか、怒らずに解決出来ないかを考えましょう。



この章を含めこの本はまだまだ続きます。しかし、
ここまでだいぶ要約していますが、全てネタバレとはいけないので今回はこの辺で終わりにしたいと思います。


続く第四章は「心の距離を縮めるアドラー流コミュニケーション」
第五章は「習慣づけで、揺るがない関係を築く」といった題目になっています。

1〜3章は人間関係への考え方についてでした。
4〜5章は人間関係を楽にする方法について記載されています。

続きは本書を読んでいただけたらと思います。
読書の苦手な私でも読みやすく、スラスラと読み終えることができました。

読書とは無縁だった私ですが読書という縁を持ったことで、このアドラー心理学を知り得ました。

本書 人間関係が楽になるアドラーの教え 
著者 岩井俊憲

ぜひお読み下さい。

苦しい人間関係に、少しの光が見えるようになるかもしれませんよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なかなかの長文でHPとMPを消費しましたので、また回復した後、執筆させていただきます!

次回もよろしくお願いします!

ではまた後ほど!👋タートモでした!

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