どう考えても世界は残酷だ。

親ガチャスーパー大ハズレ。

よくある楽観的な思想。

《子供は親を選んで生まれてくる》

仮に子供は親を選んで生まれてくるとしても、親は子供を選んでない場合がある。
この引用ポストの親は不本意な妊娠なのかもしれない。
少なくとも子供はこんな事を望んでいたわけじゃない。
心中する親の下になんか選ばんでしょう。

自分で思う分には自由だが、間違っても人に対して言わないで欲しい。

思想ってトラブルを起こす。
それが理屈として通ってないと思われるほど。

《前世の記憶がない》というのは悪魔の証明だ。

前世の記憶があるかどうか分からないから、あるとしている。

でも証拠ないじゃんね。
そして、結果として不幸になっている人が沢山いる。
上の引用ポストや、紛争国で生まれた人。
親を選べるくらいの能力があるなら、未来も分かるだろうというのが僕の考え方。
まあこれも悪魔の証明なんだけど…。

こんな思想を人に押し付けたら、めちゃくちゃ怒られると思うし、実際人を追い詰める思想だと思う。
「成果を出せないのはお前の努力不足」
「犯罪被害に遭うのは被害者に落ち度があったから」
みたいな思想と同じ類でしかない。結果と原因を弱い立場にいる本人と結びつけすぎ。
ただでさえ弱っている人間を、もっと弱らす。

世界は残酷だが、残酷さに拍車をかけているのは、人間の思想だと思う。
思想から生まれる行動…。
戦争や誹謗中傷、自己責任論、差別など。

野生動物が創る弱肉強食の世界は地獄だが、人間の思想がその世界をさらに残酷にさせたと思う。