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本屋めぐり 冒険研究所書店

私は、趣味で休日に本屋めぐりをしている。
先週の日曜に、小田急江ノ島線桜ヶ丘駅から徒歩1分の所にある、冒険研究所書店に行って来た。

大和で乗り換えて、一駅。
割と静かな住宅街の駅である。
おそらく、本屋めぐりをしていなかったら、一生降りる事のなかった駅だろう。
本屋巡りをする事の一つの楽しみは、そういった場所に行ける事にある。

駅前の広場では、以前、冒険研究所書店の店主の方主催で、映画鑑賞会が開かれたらしい。
これがその広場か、と思いながら、駅前の冒険研究所書店の前に立った。
この建物の2階が書店だ。

入ろうかとも思ったのだが、なんとなく小腹がすいている。
時間は3時。
書店に寄った後で、どこかで軽く食べる事もできるが、晩御飯の時間から逆算すると、先に食べておいた方が良さそうだ。

私は、駅前にあった屋台寿司の店に入った。
席に座り、ビールと、炙りサーモン、鯛、穴子、中トロを頼んだ。
うまい。
しめて1,700円。
満足しながら、店を後にして、いよいよ冒険研究所書店へ。

書店の入り口で写真を撮ろうとしていると、ちょうど外出から戻って来たらしい店主らしき方に「よかったら寄って行って下さいね」と声をかけられた。
「ありがとうございます。寄って行きます。写真撮ってもいいですか?」
と一応聞くと、「いいですよ」との返事。
入り口の写真を撮り、階段に置いてある本を見ながら店内へ。

すると、私の後に、初老の男性の方がやって来て、書店に入って行った。
店主の方達と談笑している。
どうやら常連さんのようだ。

私も書店に入ると、割と広めの店内で、本の他にも、Tシャツやマグカップなんかも売っている。
お店は、レジにお1人と、先ほど声をかけてくれた方の2人でやっているらしい。

本を見ていると、先ほどの店主の方が「壁の本は古本で、中央の本が新刊です」と声をかけてくれる。
後から気づいたのだが、どうやらこの店主の方は、北極冒険家の荻田泰永さんだったらしい。
とてもフレンドリーな方だった。

本のラインナップは、冒険系、生き方系、古本等色々。

本を見ていると、荻田さんがまた声をかけてくれる。
「今日はどうしていらっしゃったのですか?」
「僕は趣味で本屋めぐりをしていて、Xか何かでこちらの書店を知って、それで。冒険という響きに惹かれたのもあります」
そうすると、お客様さんの初老の男性が「本屋めぐりはいいね。お金もかからないし」と行って下さった。

一通り見て、満喫し、ありがとうございましたと言って店を出た。
店を出ると、夕方になりそうな空がきれいだった。

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