見出し画像

決まっていることの強さ

人間はルーティーンがあると強いという。
あのイチローもルーティーンが決まっている。
同じ時間に起きて、同じものを食べて同じ練習をして、同じように休憩して同じ時間に寝る。このことは精神的にも安定するし、遠くへ行く道であるように感じる。確かにそうだ。
毎日、好奇心があるところに行っては好奇心が刺激され、コロコロやることが変わっていては大きなことを達成することなんてできない。
そのためには、刺激を減らしたり、他のことに目移りすることをなくす必要がある。
例えば、やるべきことがあるのに、youtubeを見てしまったりすること。
あるときは、面白いスポーツをやっていたりもするだろう。また、綺麗な女優やアナウンサー、ミュージシャンが出ていたりするとどうしても目がいってしまったり、クリックして見たりしてしまう。これは本能だから仕方のないことだろう。その刺激にいかに勝つか。それがルーティーンというものだろう。人間は弱い。だからこそ、ルーティーンを作るべきなのだ。

自分にはそういうルーティーンがあるだろうか。特にない。笑
そもそも起きる時間が決まってない。
寝る時間から逆算して7時間測って設定している。これは毎日寝る時間変わるからあまり良くないのかもな。(毎日計算しているというめんどくさい行動をしてしまっている。)

毎日、24時就寝、7時起きにしたいが、そんな簡単にはできない。
普通に、朝に予定がないと9時くらいまで寝てしまう。対策できないのか。
朝起きるのに一番エネルギーを使っている気がする。笑
冬だから仕方ないか。
毎日、7時に目覚めて家から出るように誰かが誘導してくれたらどんなに楽に1日を始めることができるのだろうか。
かといって、簡単ではない。朝ごはんを用意してみたり、音楽を聴いてみたり、朝から瞑想を10分やるとかやってみて効果があるという側面もあるけど、簡単ではないようだ。
要は意志力の問題のような気もしてきたし、外的な要因。絶対に遅刻できないものとか、優先順位が高くなるようなものがあればできるのだが。(そういう意味では、学校は朝8時くらいには朝礼が始まり、そこにいないと遅刻がついてしまうのが嫌だから時間内に行くという意味ではよかったな。)
習慣を作るという点ではかなり強力なものだな。決まっていることの強さの社会的な表れである。

1人でコントロールすることは難しいから、人に決めてもらってそこに従う。それが楽な気がしてきた。
自由であることは、最高のように思うが、自由でありすぎると人は何をしていいかわからなくなる。自由からの逃走という本を学部時代に読んだことがあるが、少しわかるような気がしてきた。
自由で自分で思考し、決定することが大変だから自由であることから自ら逃走することを選ぶのだ。

自由がなくなると、自由のありがたさがわかり、自由を欲する。しかし、自由がなくなると自由を欲しがり、自由になると制約を欲しがる。
なんて矛盾なんだろう。
人間は弱い。しかし、人間は強い。
言葉遊びのようにも聞こえるが本当のことだろう。

今は制約を少し、欲しがる自分がいて、なんだかなぁという気持ちである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?