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『宇宙兄弟』読書会in福岡 を企画しました。まろんです。

2023年11月13日(月)19時〜 編集者の佐渡島さんを巻き込んで「宇宙兄弟読書会」を福岡市内で開催します!
会場は、福岡市科学館! ヤァマン!!

『宇宙兄弟』初代編集者サディから創作秘話など聞きつつ、『宇宙兄弟』ファンの方たちと、「宇宙兄弟は楽しいね!」と語り合う2時間を目指しています。

<開催概要>
開催日:2023年11月13日(月)19時〜(18:30開場)
会場:福岡市科学館 4階<交流室1>
参加費:無料
募集人数:40名
参加方法:事前申し込みが必要です。Googleフォームよりお申し込みください
持ち物:「この巻について話したい」という1冊
※会場内は飲食は可能です。お飲み物などご持参ください(アルコールは不可)
問い合わせは主催者の
まろんへお願いします。

福岡の宇宙兄弟ファンの方々にお会いできるのを楽しみにしています!

ここまでが、イベント概要のお知らせです。

ここからは少し、私と『宇宙兄弟』にまつわる自己紹介をさせてください。

今回イベントを企画した私は、福岡市に住む『宇宙兄弟』ファンの一人です。

「どのキャラが好きですか?」と聞かれるといつも迷うのですが、最近は、「ブギー」と答えることが多いです。ムッタやフィリップにちょっと冷たくなるところも、ムラサキさんが大好きなところも、だんだんジョーカーズの一員になっていくところも大好きで、愛おしい存在です。

ムッタやヒビト、ブライアン、ビンスさん、エディ、カルロ、ピコ、シャロン、ケンジとニッタくん……。「あの場面のあの人が」と全部喋りたくなるほど、みんな魅力的でこまります。本当にこまる。

私が『宇宙兄弟』に出会ったのは、2010年ごろ。マンガ好きな友人から教えてもらいました。
そのころはまだ、「面白いマンガと出会えて嬉しいな〜」というくらいの存在でした。ちょっと情けない表情をするムッタに「わかるなぁ」と気持ちをよせていた記憶があります。でも、「みんな好きだーー」というほどの熱量はなかった気がします。

その後、2014年に『宇宙兄弟#0』の公開が決まり、挿入歌にザ・クロマニヨンズの「雷雨決行」が使用されると知った時は、「小山さん!!!仲間!」となった瞬間でした。変な感想ですよね。
でも「雷雨決行」が使われたことが、本当に嬉しかったんですよ。

公開初日に観に行って、「ジャジャジャジャジャーン」がめちゃくちゃ最高のタイミングで流れた瞬間に、何かが、ぶわぁぁっと身体中を駆けめぐっていました。いやぁ。カッコよかったぁ。心から小山さんに感謝していました。

でも、この頃もまだ、誰かと『宇宙兄弟』について語り合うという時間はありませんでした。「あぁいい映画だったなぁ」と一人しみじみと噛みしめていました。

それから4年後の2018年。私は、コルクラボというコミュニティに参加します。

そして、宇宙兄弟を愛する友だちと出会います。

「むっちゃん最高だね」「見た?ブギーの顔」「このセリフをビンスさんに言わせる小山先生よ…」みたいな会話が、たくさんできちゃう友だちと出会ってしまったんですよ。

「ここにいたんだ」ってリアルに、思いました。

「ここにいたんだ」と、リアルに口に出してしまうほど、私はその出会いを待ち焦がれていたのかもしれません。
うどんを作りながらつぶやいたムッタを羨ましく思っていた気持ちは、消えていました。

この出会いから、私は『宇宙兄弟』をどんどん好きになっていきました。

「宇宙兄弟を1巻ずつ読む会」を友だちと始めたのですが、「宇宙兄弟のここが好きなんだよね」と言葉にしていく時間が増えると、「好き」がどんどんどんどん大きく、深くなっていくことを知りました。

「自分がやっていることに何の意味があるんだろう」と悩んだ時に頭によぎる、ムッタのセリフ。
自信がほしい時にグッと手を握って思い出す、ヒビトとオリガ。
「どっちを選ぶのが正解だろう」と考える時には、胸に手を当ててシャロンを思い出す。
あいさつは、ついついヤァマン。
ドキドキしているよりも、バクバクしていると言いたくなる。

気づいたら、『宇宙兄弟』は私の日常に欠かせない存在になっていました。

今でも、新巻が出るたびに友だちと感想を送り合い、感動を共有しています。新巻発売が待ち遠しいのは、物語の続きが読めるから、だけではないんですよね。『宇宙兄弟』の話ができる。それが嬉しいんです。

コミュニティの中で読書会を開催していて、「『宇宙兄弟』が好きだけどここまで話せる場所がなかったわ〜」と言われたことがあります。
X(Twitter)をひらけば、好き!をつぶやいている人はたくさんいます。でも「身近」にいるかと聞かれると、案外見当たらないことってありますよね。

「好きなことについてじっくり話す」「同じ作品が好きな人の好きを聞く」ってちょっとくすぐったくて、すごく嬉しい時間です。その体験を福岡でも作れたらいいなと思いました。

それで、サディ(佐渡島さん)も福岡におることだし、読書会とかやってみようかな、と思いついてしまったのです。

縁あって、福岡市科学館を会場としてお借りできることができ、(若田宇宙飛行士が名誉館長なんですよね!「若多さん」の方が先に浮かんでしまうのは、43巻の影響です)あぁなんだか素敵なことが起こりそうだな〜とバクバクしています。

「読書会なんて参加したことないな〜」という方も、『宇宙兄弟』についておしゃべりしたいなと思ったら、ぜひ遊びに来てください!

福岡で『宇宙兄弟』で繋がる機会が作れたら、とても嬉しいです。



ありがとうございます。ロックンロールと生クリームとマンガと物語に使いながら、自分の中のことばを探っていきまます。