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リンケージのPMから見たスーパーエンジニアの行動と思考

想定読者

  • エンジニア/プロダクトの方:ご自身の働き方やチームビルドの参考に

  • ビジネス職の方:エンジニアとの関係構築の参考に

  • 経営レイヤーの方:優秀なエンジニア採用の参考に

こんにちは、いまふく(@happy_imafuku)です。
株式会社リンケージという予防医療テックのスタートアップでPM(プロダクトマネージャー)をしております。

リンケージは、企業等からお金をいただいて、その従業員に対して健康支援プログラムを提供する「BtoBtoE(Employee)」の事業を行っております。

一般的な知名度は決して高いとは言えない会社ですが、PHPer界隈では「知っている」と言われることが非常に多いです。

その理由は端的にいうと、CTOの曽根壮大(@soudai1025)を筆頭にコミュニティで有名なPHPエンジニアが集まっているからです。
PHPの技術カンファレンスの公募セッション(審査有)に、毎回2〜5名ほどが採択されています。

私はもともと新規事業開発をやっていて、23年3月からPMとして働いているホヤホヤPMですが、幸運なことにそんなスーパーエンジニアの方々と仕事をしております。

そこで感じるのはリンケージのスーパーエンジニアの方々は、私が従来思っていたエンジニアのイメージとは行動・思考がまったく異なるということです。
今回は、その行動・思考の特徴を以下3つのベクトルに分けて説明していきます。

  • エンジニア

  • ビジネス

  • 自己

(筆者の偏った見方もあるかもしれませんが、そこはご容赦ください。。)

①対エンジニア

  • エンジニア全員がSlackに「times」チャンネルを作り、お互いのtimesに必ず参加している

    • 公私問わず自分の思考を投稿

    • スタンプやコメントでの積極的な反応

  • 毎日、「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること」「相談したいこと」「その他共有事項」「自画自賛・称賛」を全員が毎朝投稿し、お互いのものを目を通す

  • Gather(バーチャルオフィスサービス)に全員が入室し、常に同期的なコミュニケーションがとれる状態になっている

情報をオープンにして、困っているときは助けを求め、困っている人にはすぐに手を差し伸べることで、個人が問題を抱えこまず、すぐに解決に取り組めるような仕組みになっています。

また別のエンジニアメンバーに対する興味・関心が非常に高く、仕事だけでなくプライベートのことも、timesやGatherで話しており、自然と心理的な安全性の高い環境ができているように感じます。
以下はななうぇぶさん(@77web)が書いたエンジニアの業務に関する記事なので、よければご参照ください。

②対ビジネス

  • 売上・利益といった事業の情報を重要視して、自らキャッチアップし、どうやってそこを上げていくかを踏まえた上で考え、意見を発している

  • 事業のドメイン知識やオペレーションに関する知識もインプットしている

  • 技術に関することも、技術の知識のないビジネスメンバーが理解できるよう、分かりやすくブレイクダウンして話す

  • メンバーが困っていそうな時は声掛けをして、一緒に課題解決を考えてくれる

  • 他職種のメンバーを尊敬し、そのことを伝えている

私の偏見が入っているかもしれませんが、ネットではよく「エンジニアは技術の領域への関心は強い一方、事業やビジネスメンバーに対する関心は低い」といった情報を見かけます。
また「いかにエンジニアとコミュニケーションを取るか?」といった類のアドバイスもよく拝見するような気がします。

一方で、リンケージのエンジニアの方はビジネス領域に関心を持っているのはもちろん、ビジネス領域にも深い知識・経験を持っていて積極的に近寄ってくれるため、ビジネス側の人間との会話・議論が非常にスムーズです。

正直ここまでエンジニアと気軽に密にコミュニケーションがとれる環境は他にないのではないかなと思っております。

③対自己

  • 技術勉強会やカンファレンスへの参加による社外エンジニアとの交流や副業等により、知識のインプット・アップデートを行っている

    • 技術勉強会やカンファレンスへの参加

  • Howに囚われず、WhyとWhatから考える

対自己は特に筆者の見方によるところが強く、もしかしたら事実と異なるかもしれませんが、常に上を目指し高いパフォーマンスを発揮できるよう研鑽している印象を受けます。

またそれを楽しんでいる(少なくともそう見えている)というのも大きなポイントです。

まとめ

ホヤホヤのプロダクトマネージャーからみたスーパーエンジニアの行動・思考についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

冒頭にも記載しましたが、エンジニアの方はご自身の働き方やチームビルドの参考に、ビジネス職の方はエンジニアとの関係構築の参考に、経営レイヤーの方は優秀なエンジニア採用の参考になれば、とても嬉しいです。

またこのような最高のエンジニアと働く中で自分がどのようなことを意識して働いているかといったこともいずれはnoteに書こうかなと思ってます。
そしてそのような文脈でリンケージのPMの1名がPHPのカンファレンス小田原(24/4/13)に登壇するので、ぜひチェックしてみてください!

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