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これがエスコン効果なのか?②    昨シーズンのおさらい(投手編)


2023年シーズンのおさらい(投手編)

懸念を強みに変化できた中継ぎ陣

昨年のチーム防御率は3.08でリーグで3位の成績を収めました。
その好成績を支えたのは、懸念材料と言われてた中継ぎ投手陣。
3.86から2.95に一点近くも改善している。
なぜ改善できたのか?
一つ目は、左の中継ぎ陣の充実であろう。
3.82から2.21と大きく改善した。
河野、福田の功績が大きいだろう。
そして宮西、北浦、堀・・・と左の三枚目争いが熾烈になりそうな予感。
このポジションの層は、リーグ屈指であろう。
だからこそ、飼い殺してしまう可能性があった長谷川を現役ドラフトで出したのだろう。

二つ目は、創価高、創価大の二人の存在であろう。
今までの日ハム中継ぎ陣に対する個人的な印象は、
力で圧倒できるピッチャーが少なかった。
150キロオーバーは当たり前だったオリックス中継ぎ陣をみて
指をくわえてみていた。
田中正義、池田隆英の姿をみて、
「日ハムにも強い中継ぎ右腕いますよ」と教えてくれた。

ただ、その中継ぎ陣にも言いたいことがある。
石川直也、齋藤ゆきやの二人よ、今年こそ力になってくれよ。
力で抑え込む強いピッチングができる二人が入れば、
他球団にとっては怖い存在となる。

一方、先発陣は・・・

数字の上では、3.26から3.14と改善されている。
でも先発陣の成績は物足りない。上沢、伊籐、加藤、根本、上原、金村、北山、鈴木と実力はあるが、なぜ成績を残せなかったのか。
もっと能力を発揮できるはずなのに、出しきれなかった。
そのように思っている。
しかし、13連敗のときに思ったことは、
山本由伸みたいなその試合の勝ちが計算できるピッチャーがいない。

いいピッチャーはいるけど・・・となっている。
だからこそ、ピッチャーの課題は、中継ぎより先発陣に弱点があるように
思える。

次の投稿は、ピッチャーの新戦力についてみていきたい。




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