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潜在意識、そして多様性が未来を創る

早朝、何故か突然、
意識に浮かび上がってきたことがありました。

息子の小学生時代の同級生の男の子兄弟、
そして、そのママの姿が
脳裏に浮かんできたのです。

なんだろう? 突然に。
そのママとは、
同級生のママというだけで
時別に付き合いがあったわけではありません。

潜在意識は、過去生まれてから今までの
全ての情報も貯蔵しているとも言われます。

記憶に残るのは、
その時の感情や感覚や状態などと結びついて
印象が強かった事柄が多いです。

脳みそは省エネなので、
日常の一瞬一瞬の全ての情報は記憶しません。

重要でないこと、
生きるために関連性のないことなど
すべて覚えている必要はないし、
また余計なことまで覚えておいたら
自分自身も混乱してパンクします。

でも、潜在意識には
重要ではない何気ない些細なことも含めて
過去経験した全てのデータが
蓄えられているようです。

意識に登ってくるのはその極わずか。

意図的に記憶しようとして覚えた短期記憶から、
何度も思い返す事で定着した長期記憶は
比較的意識の上層にあるので、
思い出しやすく
意識化しやすいのだと思います。

で、なぜ急に、
今の私の現況と全く関連性もなく、
おそらく5年以上は見かけることもなかった
その兄弟とママのことが
早朝の眠りから覚めるタイミングで
意識に登ってきたのかがすごく不思議でした。

このママは、個性的で自分のスタイルを
持っているような印象がありました。
服装なども好感的なオリジナルスタイルで好印象。

陶芸家で、1年のある一定期間は
子供たちと共に窯のある土地に移動して
制作活動をしているようでした。

なので、その兄弟は、
定住している居住地と
ママさんの仕事で行く土地と
2ヶ所の学校に通うスタイルでした。

年子の男の子兄弟でしたが、
お兄ちゃんはすごく華奢で色白で小柄。
弟くんの方が、体格も良く活発で、
個性は全く違う感じでした。

そのママは、すごく2人の事を尊重して
大事にして愛情をかけて言葉がけをしているのが
その言動から見て取れる感じでした。

早朝に、その母子の印象と共に意識に浮かんだのが、
『平均値は当てにはならない』という感覚です。

平均値と聞くと、
日本人は安定安全思考だから、
安心するのかもしれません。

データとか統計というものは
その元にする集合体の全体の量・数とか
国とか地域とかの特性など
様々な環境等の要因によって
いくらでも変化するので
その数値は目安になっても当てにはならないと
聞いたことがあります。

例えば、何かを推進したり、
営利などの目的があってデータを必要として、
こういう結果を導き出したいという意図を持って
何かしらの対象を限定したり選定すれば
データというのは変わります。

日本人は、みんなの平均値と聞くと
なぜか安心する傾向があると思います。

突出しないことを良しとして、
出る釘は打たれるマインドの時代が
だいぶ長く続いたと思うので
みんなと同じことに安心する。

一般的とか常識的という
なんとも抽象的な概念が
当たり前のように通用するのは
島国の単一民族、同言語だからでしょうか。

肉体・人体に関する数値、
例えば、血液データとか身長や体重など
様々な数値も、正常範囲とか平均値を
気にしたりしますよね。

あくまでも目安であって、
その中央値が1番『普通』なのかといったら
それから大きく外れる人は、普通ではないのか?
ということになります。

そういう普通を好む日本人ですが、
世代の格差はありますが、
少しずつ変わってきています。

現在は、個性的で独創的であることが
素敵なことだと認められて、
憧れられてきているのかなと思います。

平均的なことよりも
オリジナリティーがあって
何かの能力に突出していること。
唯一無二の存在。

強みを磨くことが、スキル獲得に繋がり
変化の激しい現代を生き抜く術になることに
みんな気付いて、シフトしているのだと思います。

少子高齢化で人口的に見て
老年期世代の割合が高いので、
また政治を担っている世代は
壮年期から老齢期の人が多い印象の日本なので
どうしても老人に手厚い国なのかなと思います。

他国では、すごく若いリーダーが
国を導いているところも多いです。

そういうのを垣間見ると、
この変化の早い時代に
時代の風を感じ取って
臨機応変に素早く対応する能力は
すごく大事だなと思います。

固定概念なく
状況を広く深く掴み取る能力。
国政であっても主要メンバーに
あらゆる分野のスペシャリスト達を集め、
的確に認識判断していく次世代リーダーが
日本でも生まれたら良いのにと思います。

でも、世襲とか水面下の財閥の力とか
見えない権力とかお金の力とか
影の繋がりとか
一般人には見えない知り得ないことが
多いのだろうなと思います。

だから、そういうところに
若い精鋭が入っていこうとしても
どんなにサポートする人がいても
難しいのだろうなと思います。

なので、違う分野や角度から
日本をリードしてくれる人材が
育っていけば良いなと思います。

今は、ネットでありとあらゆることが
調べられるし、情報は過多です。
その中から、確かな有益な情報を見抜くスキルが
求められます。

革新的な事を発信していたり、
実際に行動してクリエイティブな活動を
されている魅力的な人物も多いので、
10代20代の若者達も、
良い刺激を受けられることは良いことで
恵まれているなと思います。

決まりきった常識ではなくて
固定概念を払拭するような知見から
物事を認識判断できるような有識者が
自由に発信できたり、
意見を求められたりして
そういう情報がネットやYouTubeなどを通じて
沢山の人に伝わるのは良いなと感じます。

最近人気の実業家の成田悠輔さんも、
眠くて起きられなくて
学校に行けなかったけれど、
自宅で学習されて有名大学に合格され、
今も海外の大学でも研究活動なども
されているようですが、
彼の発言もすごく興味深く感じます。

学びの場というのは学校だけではありません。
学校に通うか通わないか、
どんな環境で学ぶかは
もっと選択肢があって良いのではないかと思います。

私のメンターは、教育学・心理学、
医学・自然療法、運動療法・トレーニング理論、
マーケティング、コピーライティング、
多言語スキル、パブリックスピーキング、
多くの分野のスペシャリストです。

たくさんの子供さん達も、
ホームスクールという環境で育てられています。

人間脳が発達してくるのは、12歳以降。
なので、それまでは、文字とか数学的なことなど
論理的なことは教えません。

人間の脳の発達には、適した時期があります。
肉体が成長、そして進化していくのにも
適した時期があります。

なので、それを熟知した上で、
発達に適した時期に
適した環境を整えることが、
その子の持って生まれた才能を磨くために
すごく大事な観点になります。

子供は自分で環境セッティングできないので、
周りの大人達が知識をつけて
ちゃんと発達理論や教育学や心理学など
深く学び、理解した上で、
適切な環境セッティングができればベストです。

そのためには、親や周りの大人達の
人間力や知識的ベースに加えて、
環境を整えるための経済力も必要となります。

格差社会と言われて久しいですが、
様々な格差が課題となります。

次世代育成のためには、
大人達もスキルを磨くことや
自分自身の能力やスキルを高めて、
進化し続けることが大事です。

自分の強みを認識した上で
目標を定めてチャレンジして
進化向上のために適切な努力をし続けないと、
大人達も変化スピードが速い今の時代に
生き残っていくこと、成功を掴んでいくことは
難しいのだと思います。

大人達の進化成長と
子供たちの進化成長は
両輪とも言えるのだと思います。

これからの時代、リードしていくのは次世代です。
しかも、日本は少子化で子供が少ない。

貴重な子供たちや若者達が
持って生まれた才能を磨けるようにするためには、
もちろん本人の意思の力も大事ですが
環境やサポート体制が大事です。

それを支える大人達も
自分の能力を高めていく努力と
ある程度の経済力も必要です。

『平均値は当てにならない』
というところから、だいぶ派生しましたが、
それぞれが強みや個性を伸ばして、
得意な分野、本人が楽しみながら
力を発揮出来る分野で活躍できるように
なっていったら素敵ですし、
そうなっていかないと、今の時代
生き残ってはいけないのだろうなと感じます。

私自身としては、
教育や心理学、健康学などの面で
小さな発信をすることで
誰かのちょっとした気付きや学びになれば
嬉しいなと思います。

共に進化・成長して、
日本が、世界が、
エネルギーに満ちあふれ
人々が共栄できる平和な地球に
なっていくことを祈ります。






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