私は今回、3ヶ国を巡るツアーを予約していました。目的は‥クリスマスマーケット🎄

予定の行き先は
・ドイツ - ミュンヘン 2泊
・オーストリア - ウィーン 2泊
・チェコ - プラハ 1泊

せっかくなのでミュンヘンではニュルンベルクまで、ウィーンではザルツブルクまで足を伸ばす予定でした。

先に結果を言っておくと、2便目の飛行機が行き先変更になりドイツには行けてません✖️

羽田からドーハ

今回は羽田発ドーハ乗り継ぎ。
1便目は何の問題もなく、なんなら少し巻きでドーハに到着しました。

機内食がとってもおいしかった〜！！
やっぱり私はカタール航空の機内食が好きなのかもしれません！

前回カタールに乗った時は副菜的なものが苦手だったんですけど(酸っぱい麺みたいなやつ)、行きに食べたやつはさつまいもが使われていてめっちゃくちゃ美味しかった！！

クロワッサンがお煎餅をも超えるぺちゃんこ具合を見せていて思わず笑ってしまいました😂
ほぼ紙なんよ笑

カタール空港での出来事

こうしてワクワク感を募らせながらドーハに着いたわけですが、まだまだこの後に起こる悲劇を私たちは知りません。

ドーハに到着してまずはゲート確認！
ということで自分達の便を探しました。
私たちが乗る予定だったのは、1番下に表示されている9:05発QR057便ミュンヘン行きです。

謎にNext Informationって書かれていますが、特に何も気にしていませんでした。

チケットに書かれた搭乗開始時間は8:05だったので、それまではひろ〜い空港を散策しました🐾

物価が高すぎて何も買えないので、お店を見て回ったり椅子に座ったりするだけでしたが乗り継ぎ時間がそこまで長くなかったのであっという間に8:05に！！

ゲートへ向かうと、人集りが出来ていました。
みんなゲートが開くのを待っているのかな‥？？と思っていましたが、時間が経っても開く気配は無く‥

しばらくするとGSと思われる方が周りの人に向かって話し始めました。
ざっと聞き取れた感じだと「ミュンヘンの空港は12:00まで閉鎖している。次に情報が出るのは14:00だからその時間になったらまた戻ってきて」とのこと。

他にも何か言っていたのですが聞き取れなかったため狼狽えていると、近くにいた他のGSの方が英語分かる？と声をかけてくれ、少しならと答えると分かりやすい英語で教えてくれました。

やはり
・大雪の影響でミュンヘンの空港が閉鎖している
・14:00にならないと情報が出ない

のは確かで、追加で

・待ち時間が長いからフードコートで使えるバウチャーが発行される(航空券自体がバウチャーになっているらしい)

ということでした。
とりあえず14:00までは何も出来ないことが確定したので、せっかくならバウチャーを使おうではないか！とのことでいざフードコートへ！

しかし、どこでいくらまで使えるのかを聞いていないことに気が付きインフォメーションへ。
すると、そこのフードコートと指をさして教えてくれました。
KFCや中華料理屋さん、カレー屋さん等が入っているフードコートです。

しかしいくらまで、の部分は教えてもらえなかったのでフードコート前にいたスタッフの方に質問！すると店で聞いて〜と言われてしまいました😂

仕方がないので、フードコート内にあるお水やお菓子を売っている売店的なところで聞いてみると、フードコートのお店なら1人あたり60QARまで使えるよ！と教えてくれました！

1QARは大体40円くらいらしいので、1人あたり2400円分も食事代を出してくれるということです！こんな経験なかなか出来ないね〜としっかりとバウチャーを使いました！！笑

ナマモノは怖いし、ラーメンとかは60を超えちゃう‥ということでケンタッキーのサンドウィッチ+ポテト+チキン+コールスロー+ドリンクを2人で半分こしました！57QARだったので1人分のバウチャーを使って支払いしました。

半分こだしちょうどいい感じの量になるかなとか思ってましたが、想像を遥かに超えるサイズ感のものが出てきてものすごーーーくお腹いっぱいでした😂

残り1人分のバウチャーは、COSTAコーヒーで！
このフードコートとは違う場所だったので使えるか不安だったんですけど、何の問題もなく使うことができました！

飲み物だけだと60QARには程遠かったので、ホットチョコレートの素的なものも買ってみました🍫

これで60QAR近いことを考えると、さっきのKFCはお得なのでは！？と思ってしまいます笑

無事にバウチャーを使うことができ、ほっと一息ついてコーヒーを飲んでいたのですが、スマホで色々調べていたらミュンヘンの空港が明日まで閉鎖されるという情報を掴んでしまいまして‥

空港の公式HPがそう言っているのできっと間違いはないんだろう、でも今日中にミュンヘンに行けないなんてそんなことがあるのか‥？と信じたくない気持ちでいっぱいでした。

14:00にゲートの前に行ってみるとまた人集りができていました。
GSの方がみんなに何かを言ったと思ったら一斉に椅子の方へ移動をして行きました。(ここのスタッフ、みんな肉声で何かを伝えようとするので何も聞こえないんです笑)

私たちもよくわからない中、椅子の方へ向かいとりあえず着席。
しばらく待っているとまたも肉声で何かを説明し始めました。

めちゃくちゃ早口な英語+声が小さい+ガヤが入るのでほぼ聞き取ることができなかったのですが、なにやら乗客をウィーンに5割、フランクフルトに5割振り分ける的なお話をしています。

いろいろ質問したかったのですが、他の乗客も質問責めにしているので入る隙はなく‥気づけば他の乗客は皆どこかへ向かって行ってしまいました。

私達はたまたまゲート付近で出会った日本人ご夫婦と、何が起きてるんだろう‥？？？と途方に暮れたのでした‥

スタッフの人を捕まえても、英語が出来ない私たちは全く相手にしてもらえません。説明すらしてくれないんです。1人だけスマホを使って翻訳を出してくれた方がいたので、なんとか次に向かうべき場所を知ることができました。

今まで海外では人の温かさにばかり触れてきていましたが、正直今回は共通言語を話せない人への人間の冷たさを痛感する旅になりましたね。
空港だけでなく様々な場面でなかなか相手にしてもらえなかったので‥英語を達者に話せない私がいけないんですけれども。

代替便の選択

次に指定されたゲート(徒歩5分くらい)へ向かうと、ウィーン行きとフランクフルト行きに分かれて座って！と言われたので私達はフランクフルト行きへ。

座っているとペットボトルの水を配ってくれました。とりあえずドイツには行ける＆フランクフルトから鉄道でミュンヘンに向かえるという安心感でホッとしていたのも束の間。

スタッフの人がまたも得意の肉声でフランクフルト行きは無くなった、ベルリン行きに変わると説明を始めたのです。

は！？って感じですよね笑
フランクフルトならあまり時間をかけずにミュンヘンへ行けるから選んだのに！！ベルリンだと6時間半くらいかかってしまいます。

それは流石に後の行程にも響いてしまうと思い、先ほど選ばなかった方の行き先、ウィーンへ移りたい！と席を移動しようとすると、何やら同じことを考えていた人がたくさんいたようでスタッフと話してる人がチラホラ。

スタッフは安定で何も教えてくれないので、前にいた乗客の方に聞いてみると、ウィーン行きは100席しかなかったからもう空いてないとのこと。絶望ですよね。

ベルリンに行くしか選択肢がなくなってしまったわけです。

しかし！！！
元々は皆ミュンヘンを目的地としていた人たち。
ベルリンなんかに飛ばされてたまるか！とスタッフに行き先交渉を始めました。

また話通じないしそもそも相手にしてもらえなさそうだしどうしようっと思っていたら！！
ミュンヘン在住の日本人の方(ドイツに住んでるから日本人とは言わないのかもしれないけど他に表現が見つからなかったので🙇‍♀️)が声をかけてくれたんです！！！
もうほんと神様っているんだって思いましたよ

その方にはこの日ずっっっとお世話になりっぱなしでした。本当に感謝してもしきれません。

まずは、行き先交渉。
その時の流れ的に好きなヨーロッパの都市を言って空きがあれば乗せてもらえるって感じだったので、とりあえずウィーンを希望。(全部話をつけてくださいました)

すると先ほど満席と言われて選べなかった便と同じ便に乗せてもらえることになったのです！

これで万事解決。
というわけではなく、出発は深夜2:40のため12時間近く時間を潰さなくてはいけませんでした。

1度ドーハに入国してトランジットステイができるとの事だったので先ほどの神様の案内のもと、ステイのための受付へと向かいました。

ホテルを手配してもらうまでは1〜2時間くらい待ちましたが何とかステイするホテルが決定。
あとはバスで運んでもらうのみです。

入国審査の人の感じが悪すぎてみんなで気分悪くなったりしましたがとりあえず無事に入国！
この頃にはもう18:00をまわっていました。
本当ならミュンヘンに着いてクリスマスマーケットを回ってたような時間です

私のイメージではドーハは高層ビルが立ち並ぶ超綺麗な街！という感じでしたが、空港が近くということもあり高層ビルの面影はどこにもなく、治安もあまりいい印象は受けませんでした‥色々ありすぎてちょっと懐疑的になってた部分もあるんですけど。

リムジンバスで15分ほど走ると無事にホテルに到着しチェックインを済ませました。

長くなってしまったので②へ続けます✏️