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元気や勇気をつけるためには

今の世の中は本当に疲弊しています。標題にありますように皆が勇気も元気もないように思います。確かにこんなに世知辛い世の中では元気も勇気も湧いてこないのが分からなくはありません。なぜ元気も勇気も湧いてこないのでしょうか。せっかくの人生なのですから元気モリモリ、勇気でいっぱいな生き方をしたいと思いませんか。

元気や勇気とはどのように湧くものなのかを考えますと、私は普通と違うことをやっているかどうかの一言に尽きるのではないかと思うのです。普通とは皆と同じことをやっている状態を意味します。今の時代の人たちは、皆と同じであることに安堵や正しさの基準があるようです。特異や独自と言った行動を避け、敢えて選択をしません。普通とか皆と同じという基準に価値や優先順位を置いているように思います。

しかしよく考えてみてください。皆が皆と同じ行動をしている環境に元気や勇気が湧くでしょうか。むしろ自分の信念に従って普通と違うことに果敢に挑戦して生きていることに元気や勇気が湧いてくるように思いませんか。自分だけではありません。他人であっても、敢えて普通とは違う生き方で果敢に生きている他人を見れば、勇気や元気をもらえる気がしませんか。

皆と同じにして普通を大切にしていては勇気や元気など湧いてこないのです。皆と同じだとか普通とかを基準に生きることは、一見すると世の中において、失敗のない真っ当な生き方のように思えますが、そこには人間の気力や精力のようなものが存在しなくなるように思います。今の世の中を生きる人たちは、皆と同じ、普通、無難ばかりを求めているから元気や勇気が欠如してしまっているのです。特異な生き方をしている他人を見ても、それを否定する意識しかありません。そんな状況では元気や勇気の出ないネガティブスパイラルになってしまいます。

人それぞれに個性があります。皆がそれぞれぞその個性を人生の中で十分に引き出して生きることをすれば、皆が特異で普通とは違う生き方をすることになります。そこに元気や勇気があると思うのです。少なくとも生きるための精力のようなものはあるはずです。そんな自分を生きてほしいものです。そういう生き方をしている人を否定するのではなく、刺激を受けてほしいと思います。

活気のある世の中になれば、今の世の中のような閉塞感はなくなると思います。そのためには各々が、皆と同じだとか普通だとかを求める意識を捨てて、自分の独自の生き方を目指すことなのです。前例のない独自の生き方なのですから困難なことだと思います。しかし自分が望んだ生き方なのですから、気力は湧くと思います。元気や勇気ってそんなところから来るものなのではないでしょうか。そんな生き方を見ている他人も、果敢に生きている人を見て感動して勇気や元気がもらえるのです。そこに各々の役割や生きる目的があるのではないでしょうか。

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