見出し画像

義母と実母の金融リテラシーの差

息子の金融リテラシーの違いを先日、投稿したのですが、
義母と実母は、かなり金銭感覚が違っているので、
金融リテラシーの差、義母実母編を書いてみようと思います。

私は、今、義父母と一緒に住んでいます。
実母は隣県に住んでいますが、あまり会いには行っていませんでした。

実母は88歳、だんだんと認知症がすすみ、昨年の11月から施設で生活しています。施設に入ったことをきっかけに、月に1回、会いに行くようになりました。
その時の、母の様子がなんとなく娘としてはおかしくて・・・でも、そこから学ぶこともあるなぁ・・・って思ったんです。


実母の金銭感覚

母は、父が浪費家で給料も少なかったので、かなり節約してきた人です。
子どものころは、そんな母をみるのも嫌だったことを覚えていますし、何にも買ってくれない母を恨むこともありました。

私も家庭を持つようになり、母と同じことをしていることもあって、自分に苦笑いすることもあります(笑)。

そんな母が認知症になり、施設に入るとなんだか可愛そうな感じに思えて、月に1回、会いに行くようになりました。物理的にも近くなったことも要因の一つではあります。

私が、母のところに行くときは、施設から外出して、一緒にランチを食べたり、父のお墓参りをしたりしています。
認知症があって、たぶん、私のことも記憶が曖昧なようです。
(娘としては複雑ですが・・・)

最近の母は、一緒に出かけると、「ここまで来るのもお金かかるから」と、車代と言って2,000円~3,000円ほどを、私に渡そうとします。

さすがにこの年でね、電車や飛行機で来ているわけでもないのにもらうわけにもいかないと思って、「要らないよ」と言うのですが、どうしても渡そうとするので、最近は諦めてもらっています。

今月は、1,000円札1枚と500円玉2枚を渡されました(苦笑)

この時の母は、財布を開けてから私にお金を渡すまでかなり悩んでいる様子でした。よく見てみると・・・
自分の財布の中を確認し、1,000円札が1枚、10,000円札が1枚、どうしようか天秤にかけて、10,000円は多いなと思って(たぶんそう思ったんじゃないかなぁ・・・)、1,000円と500円玉を選択したようです(笑)

なんとなく、節約の母らしいなぁと笑ってしまいました。

あとは、その場にふさわしい金額っていうのでしょうか。
適正な金額を渡そうとしているので、しっかりしているなぁ・・・なんて思いました。

義母の金銭感覚(想像です)

義母は、わりと羽振りのいい人で
悪く言えば見栄っ張り・・・

なので、先ほどのシチュエーションであれば、義母は10,000円札になりそう・・・なんて想像してみたりしました

実際どうかわからないですが、義母からお金を渡される時って、ほぼ10,000円札なんですよ

普段から、わりと思いきってお金を使う人で、欲しいと思ったら、わりとすぐに買うような気がします。
なので、家の中がものであふれている感じ

義母は、たくさんものを買うので、ものであふれていて・・・
実母は、ものを捨てられなくて、ものであふれている感じ(苦笑)
なんなんでしょうね(苦笑)

チリも積もれば山となる?

母が施設に入る時に、次兄が母のお金の管理をしてくれることになりました。私は、ノータッチなので正確な金額は知らないのですが、1,000万円以上は預貯金があったようです。

母も父もそんなに収入が多い人だったわけではありません。
父は転職も多かったし、ギャンブルなど浪費ぐせもありましたので、母がコツコツと貯めてなんとか家計のやりくりをしている人でした。

だから、楽しみのためにお金を使うとか、無駄遣いをするとかは、いっさいない人でした。

対して、義父母は・・・義父がかなり収入が多かったと思うのですが、義母はおおらかに使う人でしたので、あまり預貯金としては多くないようです。
そうは言っても、積み立ての保険をたくさんもっていて、解約したり、満期になったりで、お金は回っている人のような気がします。

ホントかどうかわかりません、あくまで私の印象です。

やっぱり、お金を貯めることが出来るのは収入じゃなく、支出のコントロールだなぁ・・・って思いますね


この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?