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#121 新学期スタート!出会いがあれば別れがある

皆さんこんにちは。
サッカー、旅行、読書、Voicy好きのコウチャンマンです。
今回も記事に辿り着いていただき、ありがとうございます。
日々の気付きから、私の学校現場での経験や教育行政という立場から学校を見てきた経験を皆さんのお役に立てたらと思い、記事にしております。

明日からいよいよ新学期ですね。
2週間程度、バタバタしていてnoteに辿り着いていませんでした。汗💦

私が新学期になると必ずクラスの子どもたちに伝えることを記事にいたします。
現場を離れて5年目になりますが、この話もしばらくしてないなと。
そこで、明日、初めて子どもたちを迎える先生もいるわけですから、1人でもよいので感じてもらえる人がいたら嬉しいと思います。
あくまで、担任としての話ですよ。
学年主任として学年全体に話すときには、その時の学年によるかなと思いますが、自由に使ってください。

新年度の初めは、『出会い』のとき。
だから次の言葉を最初に子供に伝えます。

『出会いがあれば、別れがある』

別れがあるのは絶対なんですね。
出会ったばかりなのに、こんな話を…と思う人がいるかもしれません。
でも、突然の転出があるかもしれません。
年度末になれば、クラス替えや卒業があります。
もしかしたら、喧嘩して友達関係が解消されてしまうかもしれない。
付き合っていても別れてしまうかもしれない。
家族ともいつかは『死』という別れがあります。

そう、出会った以上、いつかは必ず別れがあるのです。

別れがある以上、どうせなら最高だったと感じて別れたいものです。

そこで、私は子供たちに聞きます。

『最高の別れにするためにどうすればよい?』

真剣に話せば、子供達は意外と一生懸命考えてくれます。
そして、(新入生は少し難しいですが)意見もそこそこ出してくれます。

今まで受け持った子供達からは、ほとんど出てきます。

『今を全力で生きること』

毎日の積み重ねが、最後の別れとして結果として出てきます。
時には、喧嘩して足踏みすることもあるかもしれませんが、それでも全力で生きていこう。
上手くいかないことがあっても、全力でやり切ろう。
感動したら互いに分け合おう。
成功したら本気で褒め称えよう。

そして、最高の別れが来た時に人は成長するんだよと。

子供達は意外と心に残してくれています。
年度途中でもこの話は時々するんです。
3回目くらいには、子供達は『出会いがあれば別れがあるんでしょ?だから今を全力で生きようぜ!』と私がいう前に言ってくれます。

先生方同士、子供同士、そして先生と子供と、様々な出会いが明日あります。

いつ来るかわからない別れを最高にするために、今から全力で生きていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんにとって何か気づきがあれば嬉しいです。
それではまた次の記事で!

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