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定年オヤジの下手の横好き趣味日記 #15 アンテナを張る

定年後に大事な3K(健康、小遣い、興味)の中で、今回も興味あるものに関して書きます。

情報感度

 前回、アンテナを張っていると情報をキャッチしやすくなると書きました。
 テレビや新聞だけでなく、インターネットでの情報はあふれんばかりです。そんな情報洪水に飲み込まれていても、自分のアンテナが張りだされていれば、その網に欲しい情報がひっかかってきます。
 毎回ぴったりな情報ばかりとは限りませんが、ひょっとすると関係するかもというものが現れることもありますし、時にはそちらの方が欲しいものだったりして「棚からぼた餅」もありえます。

セレンディピティ

 セレンディピティという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
おとぎ話に由来する言葉ですが、「偶然の産物」とか「偶然、幸運を手に入れる力」の意味で使われます。
 アンテナを張っておくと偶然 想定外の情報に行き当たることがあります。そういうものに出くわしたら、まずそのものとその周辺をさらに調べてみましょう。
 調べてみようという好奇心は大切です。

幸運は用意された心のみに宿る

 科学者パスツールの言葉とされていますが、アンテナを張るなどして、いつもそのことを考えてたり興味を持っていると、関連する情報やヒントが目につきやすくなり、舞い込んできやすくなるという意味で使われています。
 幸運に出会ったらしっかり自分のものにしましょう。

幸運の女神には前髪しかない

 一方で「幸運の女神には前髪しかない」という慣用句もあります。
自分の方にやってくる幸運の女神には前髪しかなく、捕まえるには目の前に現れた瞬間にその前髪をつかまないと自分の物にはできません。
 行き過ぎてから捕まえようとしても後ろ髪がないためとらえられずチャンスを逃してしまうという意味です。

ゴルゴ13

 凄腕の狙撃手が主人公の漫画「ゴルゴ13」で、拷問を受けていた主人公が、敵の一瞬のスキをついて逆転した際に放った言葉が「チャンスは一度だけでいい」です。
 幸運の女神を捕まえるチャンスは1度しかないかもしれません。しっかり自分のものにできるよう準備しておきましょう。
 とはいえ、定年後で使える時間は以前よりありますので、情報収集は続けましょう。別の幸運の女神がやってくるかもしれません。


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