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みんなで目指そう「麻しんがゼロ」

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source by 厚労省.


2019/4/16付日本経済新聞 夕刊

#NIKKEI

(以下転載)
世界中で麻疹(はしか)の感染件数が増加している。世界保健機関(WHO)が15日発表した推計によると、1~3月の感染件数は前年同期の4倍にあたる約11万2千件に達した。多くは発展途上国だが、ワクチンが普及している欧米でも感染が広がっている。

地域別ではアフリカで最も増え、前年比8倍となった。欧州では4倍、米州でも6割増加した。米国ではニューヨーク市の一部などでワクチンを接種していない人を中心に感染が広がっている。

WHOによると、ワクチンを2回接種すればほぼ確実に感染を防止でき、人口の95%がワクチンを一度接種していれば大流行も防げる。だが、現時点での世界の接種率は85%、2回ワクチンを受けている人の割合は67%にとどまる。

麻疹は飛沫などで感染する強力な感染症。途上国は子供を中心に命に関わる場合も多く、先進国でも感染すると重篤になるリスクもある。WHOの直近のデータによると2017年には世界で11万人の患者が死亡した。


世界的に麻疹の感染件数が増加する中、2020年東京五輪での外国人観光客による国内での感染増加が懸念されていることを背景に、これまで麻疹ワクチン接種の補助対象ではなかった、昭和31年6月3日生まれから昭和54年4月1日生まれまでが本年6月1日から補助対象に加わりました。

私自身もこの補助対象に加わった後、6月11日に近所のクリニックで風疹と麻疹の抗体検査をしてきました。結果が分かるのは、通常約1週間後との事でした。

無料クーポン券の要注意点としては、あくまでも風疹の検査や接種がメーンのクーポン券であり、麻疹はおまけで希望した人は利用可能というところです。私が独自に調べたところ通常無料クーポン券なしですと、風疹・麻疹の抗体検査のみで2,000円、MR混合ワクチン摂取で7,000円くらいが相場という感じでした。更には、ワクチン接種に関しては無料となる条件があり、風疹の抗体がない場合は、MR混合ワクチン摂取で7,000円が無料になりますが、風疹の抗体があり麻疹の抗体がない場合は、その後のワクチン摂取料金は自費負担になります

私自身の抗体検査の結果は、風疹の抗体があり麻疹の抗体がないという結果でした。つまりは、その後のワクチン接種は自費負担ということでした。

そこで更なる要注意点がありました。私が抗体検査をした近所のクリニック( https://www.uno-clinic.jp/kensa01.html )では、どうゆう意図や方針なのかは不明ですがHPに堂々と「麻疹ワクチン、風疹ワクチン単体では製造を行っていません。」という虚偽の記載がされていました。

つまりは、麻疹単独のワクチン接種が可能にも関わらず、風疹と麻疹の混合ワクチンであるMRワクチンのみしか製造されていないと記載しています。

私は、事前に国立感染研究所( https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ma/655-measles/idsc/3702-measles-qa03.html ) のHPにて現在3社が製造しており現在でも麻疹単独のワクチン接種が可能なことを知っていましたので、別の医院にて7月3日に麻疹単独ワクチン 4,320円(税込)を接種しました。

事前に医院に電話にて予約確認したところ、混合ワクチンは常備していますが、単独ワクチンは在庫がないので取り寄せのため2、3日かかるとの事でした。ネット等で検索する際は、小児科がある医院の方が単独ワクチンの接種がしやすいようです。

医院のドクター曰く、「抗体が基準値以下の人の場合は、出来れば2回接種した方がいいが、1回の接種だけでもまあ問題ないだろう」とのことでした。補足を加えますと、1回も接種していないならばC評価で赤点補習が必要。1回接種しておけば95%の人は抗体ができるので、B評価で問題ないという意味です。念のため2ヶ月後に再度抗体検査をして確認すればA評価で、
明確に1回の接種があるかないかが分かっているだけでも、感染のリスクを大幅に減らせるという意味です。


最後の要注意点として、私の場合はワクチン関係は幼児期に母親がきちんと済ませてくれていました。そこで母親に確認したところ、母親の記憶では私は麻疹には感染したことがあると言われました。更に母親は、私の世代が赤ちゃんくらいの時には、近所の子供の中に麻疹にかかった子が出たら、一緒に遊ばせて感染させていたとのことです。麻疹は直ぐに感染するので、それが一般的だったという話でした。

しかし、実際のところは私は麻疹のワクチン接種も抗体もなかったようです。あくまでも私の推測でどこの親たちも一緒ですが、一人目の子供はこういうワクチン系は比較的にきちんと対応されていますが、2人目以降は結構大雑把なところがあるのではないかと思います。きちんと対応している親でも、自分が2人目以降の場合は注意が必要です。親たちも、上の子だったか下の子だったか記憶が混ざっているような感じもあります。2人目以降の子供は、幼い頃から大雑把な対応が当たり前になっているケースも多く、大雑把な対応をされてもあまり気にしていない人も多いと思いますが(笑)




2019年7月10日(水)午後7時30分~NHK ガッテン「急増中!風疹&帯状ほう疹 徹底対策SP」

(以下一部転載)
…今後、日本で風疹を流行させないために最も重要なこと…それは風疹の抗体保有率が低い世代、40歳から57歳の男性が風疹の抗体があるかどうかの検査をして、必要であればワクチンを接種することなのです!今、この世代の男性に対して抗体検査が無料で行えるクーポン券が配られています。しかし、なぜ妊娠する可能性がある女性ではなく、40歳から57歳の男性にクーポンが配布されているのか?その謎をひもとくヒントが、日本における風疹の歴史にありました。
また、子どものころにかかった“水ぼうそう”のウイルスが原因で発症する帯状ほう疹の最新情報もあわせてご紹介します。…


風疹・麻疹のワクチン接種により、苦しまなくて良い人たちが苦しみを抱えて生きている現状があります・・・。

以下文中転載。
…「幼い頃に一度かかった記憶があるので免疫がついていると思い込んでいたんです。今思うと違う病気だったかもしれない。それに大人がワクチンを受けられるとも知らなかった。予防接種は子供が受けるものだと思っていました」…

自分が行動すれば、減らせるリスク(責任のない人たちが責任を背負ってしまう危険)があるならば、率先して行動すべきです。
情けは人の為ならず。明日は我が身で、お互い様です。


※こちらは2019年4月14日(水)~2019年7月10日(水)のnakayanさんのtwitterでの麻疹に関する連続ツイートを読みやすいように補足・修正を加え再編集したものです。


中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん
JDMRI 日本経営デザイン研究所CEO兼MBAデザイナー1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
お問合せ先 : nakayama@jdmri.jp


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