モラハラ~あなたも被害にあっていませんか?
パワハラ、セクハラ、その他いろいろ世の中には様々なハラスメント(人に対する「いやがらせ」や「迷惑行為」)が存在します。
中でも家庭内で起こりやすいモラハラについてお話しします。
モラハラとは
モラハラとは「モラルハラスメント」の略で、道徳や倫理に反する精神的暴力です。
例えば以下の行為が該当します。
【夫によるモラハラ行為の代表例】
妻をおとしめるセリフを言う
妻を極端に束縛する
生活費を妻に渡さない
妻に収入がないことをなじる
妻や子どもに対して辛く当たる
具体的に説明していきます。
妻をおとしめるせるセリフを言う
「うちの妻はこんなこともできなくて」
「うちの妻は何もしらなくて」
「うちの妻は本当にバカで」
家庭外の人にへりくだって妻を紹介しているつもりなのか、あるいは妻をおとしめて自分を上げようとしているのかもしれませんが、妻が傷つけば立派なハラスメントです。
妻を極端に束縛する
妻が外出することを嫌がる。
妻が外出すると不機嫌になる。
妻の交友関係を必要以上に把握したがる。
そうすることで妻が外部との接触が少なくなり、妻の世界は家庭の中に限られてきます。
モラハラ夫が妻をコントロールするのに、ますます好条件が出来上がります。
生活費をわたさない
妻に経済力があれば問題がないのですが、経済力がない場合は夫の収入に頼るほかありません。
生活費の柱が夫になっている家庭の妻に対して生活費を渡さないことは、経済的ハラスメントです。
妻にお金を持たさないことで、自分のコントロール下に置こうという行為です。
妻に収入がないことをなじる
「誰のおかげで飯を食えているんだ」
「お前はいいよなぁ。俺が働いている間に遊んでいられるんだから」
これらは妻に収入がないことをなじるセリフです。
生活費の柱が夫にある場合、こんなセリフを言われても妻は飲み込んで我慢するしかありません。
モラハラ夫の妻はコントロールされていることが多く、夫のセリフを聞いて自分に収入がないあるいは少ないことに対して罪悪感すら抱いてしまいます。
妻や子どもに辛く当たる
妻や子どもに暴言を吐く。
妻や子どもに不機嫌な態度をとる。
物に当たるなどして恐怖を与える。
モラハラ夫に妻だけではなく、子どももコントロールされていることが多いです。
モラハラ夫・父親の更なるモラハラが怖くて、我慢するしかありません。
なぜモラハラ夫から逃れられないの?
ここまで読んできた方は
「なんで我慢しているの?」
「嫌だって言えばいいじゃないか」
そう思われるかもしれません。
モラハラ夫もモラハラ夫の妻も、自己肯定感が低いことが多いです。
モラハラ夫は妻をおとしめてコントロールすることで優越感を感じ、妻は「そんなことを言われる自分が悪いのでは?」とますますモラハラ夫のいうことを聞いてしまう…という負のループが出来上がってしまいまうのです。
夫からのハラスメントを受け続けた妻は自分の意思をなくし、精神を病んでしまうこともあり得ます。
夫からの言動で不愉快に感じたり傷ついてしまうことがあれば、それは立派なハラスメントです。
積み重なっていけば夫からのコントロールが進み、正常な判断ができなくなってしまいます。
夫からの言動で違和感を感じたら早めに「これはモラハラではないか」と疑ってみてください。
最後に
あなたはモラハラを受け続けることはないのです。
大切にされるべき存在なんです。
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