毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。

夫は私が今何を思っているか手に取る
ようにわかるといいます。
付き合いたての頃は何でも私の
ことをわかってくれていると
愛情を感じていました。

結婚してから自分に余裕がなくなり
不機嫌をふりまいていた頃は
自分の気持ちを当てられて腹が
たちました。

とにかくイライラする時は1人に
なりたかったのに、自営業の夫と
1日中顔を合わさなくてはいけない
ことが苦痛の時もありました。

それは私が低血糖や鉄分不足、寝不足
繊細さんなことをわかっていなくて
夫には結婚してから私だけ変わって
しまった、自分は変わらないのにと
言われて、こどもが生まれて変わらない
女性はいない！
命を守らなければいけないのに、変わる
べきなのは夫で私は何も間違って
いないと思っていました。

数年がたち隣人とのトラブルで義父の家
に引っ越しをさせてもらうのですが、

夫は隣の家で仕事をして離れて
いるのに自分の父親の気持ちも
わかります。

例えば今日は朝からお義父さんが
家でタンスでも動かしている音が
すると夫に伝えると、仕事が暇やねん
とか、大きな話し声が聞こえると
興奮しているから今は会わない方が
いい！とか、幼少期から父親の機嫌を
伺う癖がついているので、父親の
心境が手に取るようにわかるようです。

父親の機嫌次第で自分にくる負担も
変わってくる。
ということがわかり、父親の機嫌を
損ねることは自分にとって損という
ことを考えたのだと思います。

義父は下の子の不登校と平日に旅行を
行くことを良く思っていなかったこと
が私の勘にさわりケンカをした時も、
夫は私にちょっと我慢したらいいだけ
なのに、父親のおかげでこの家に住まわ
せてもらっているのに何が不満なんだと
いってきました。

私も普段は義父に接しないように
気を付けているのですが、私の地雷を
踏んだ義父が悪くて私は悪くないんだ
と義父に抗議をしました。

夫は父親に学校に通わせてもらって
大学にも行かせてもらい、大人に
なっても車や家を買うお金もいくらか
だしてもらって感謝しています。

私も恩恵をうけたのだから感謝する
べきなのですが、ここが落とし穴と
思ってしまう私は性格が悪いですが、
家も車もお金をだしてもらわず、
義父の家の近くに住まず、夫が父親から
の用事にふりまわされない生活だったら
どんな生活だっただろうと思います。

もしかしたら車を持つことができな
かったかもしれないし、狭い部屋に
住んでいたかもしれない。
でも今まで義父とのトラブルが一切
ないのならとないものねだりをする
自分がいます。

反対に今まで会えた友達とも出会えな
かったかもしれない、これはかなり
大きな痛手だ。

話はそれましたが、父親からお金の
援助をもらえたから父親のいうことを
聞く、こどもを大学にいかせたら
親戚に自慢できる、いい車を
持っていたら親戚に自慢できる、
持ち家をもつことが一人前の大人
と思っている義父は兄弟それぞれに
家を与えるが、それにより兄弟は
苦しみます。

親が勝手に決めた家や車で、自分が
選ぶことができなかったがゆえに
苦しみ引っ越しや車を買い替える
ことができない。
変えると文句を一生言われると
怯えています。
こうして人は一生支配することができ
ます。
たちが悪いのは支配しようなんて
思っていないところです。

勝手にすればいいといいながら
意見をいうことが支配につながる
のです。
こどもが大人になったのだから
何をしようが口出ししなければ
いいのだけれど、相手に求める
より自分がどう変わるかだと
思います。

こどものことが心配でいろいろ
言う人や何でも先回りしてやって
あげてしまう人は本当にこどもの為
にならないこともあるし、こどもに
選ばせてあげてほしいと思います。
もしそれが損だったり大変なこと
だとしても極端なことでなければ
こどもに選ばせる自由を与えて
ほしいと思います。

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