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母親に見捨てられても親孝行した夫

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
夫は幼少期に母親が何度も家を
出て行き、家事のスキルがその度に
各段に上がり、今では家事スキル
が高く世の中の女性がうらやむ
家事男子なのですが、なんせ
家事をせざるを得ないという状況
だった為まったく嬉しくないと
いいます。
小学一年生の頃にはじめて母親が
出て行き、さみしい思いをして
それから何度も家を出ていくの
ですが、家を出る為の資金を
母親は家計のお金を節約して
貯めにかかります。

義母は姉弟と仲が悪く実家にも
帰れない事情があるのか、部屋を
借りて数か月いなくなります。
なんせお金がいるので、おやつは
こどもが嫌いな物を買っておき、
お腹が空いたからおやつはないの?
と聞くとあるよといって美味しくない
おやつを差し出されがっくりする毎日、
私はちゃんと用意しているよといい
たいのかもしれません。


カレーや肉じゃがにはほぼ肉なしで
じゃがいもたっぷりその名もいもカレー
いもじゃが、味噌汁には黒くなるほど
のわかめを、いつもあるのは
白ご飯だけ!
えび、肉、魚は高いので少しだけで
食べ盛りの時期になっても食費が
かかるのでおかずは少な目です。
夫の栄養源は給食で補われ、長男次男
は背が低いですが、夫はよくもまぁ
そんな貧しい栄養源で大きくなった
ものだねと不思議なくらい背が伸び
ました。
別に貧困ではなかったのですが父親は
家にお金を入れることはもったいない
と思っていたのかなんせ夫の中の
ランキングで妻は世界で1番下なので
そんな妻にお金を多く渡すなんて
もったいなかったのでしょう!
最低限の家計のお金を渡して
めいいっぱい仕事をさせて、家事の
こともうるさくいって、法事の
手伝いをさせてそりゃあ奴隷の
様に扱われていたそうです。

ちなみに義父の栄養源は首を振り
ながら食べていた祖母の作った
おかずです。

夫は親が亡くなったら兄弟で
苦労話に花を咲かせたいといって
いますが、兄たちはもう忘れたい
過去で、エピソードも思い出したく
ないようです。

父親が稼いだお金は祖母や親戚に渡り、
母親は祖母にあれをしろこれをしろと
うるさく言われてこきつかわれます。

父親は親の目と親戚の目が気になって
仕方がありません。
親戚中が3人こどもを産んでいるから
うちも3人産まなければいけないと
思い込んでいる謎の思想!

女の子がほしかったそうですが、占い師
に8人くらい産まないと女の子は生まれ
ないと言われたそうで断念します。
もし女の子が生まれていたらそれこそ
人間とは思われず、所有物として
扱われ可哀相なことになっていたと思う
ので神様も考えてくれたのでしょう!

そんな母親でも夫が20歳前後の時は
どこかレストランに連れて行ったり、
次男もドライブや食事に連れて行ったり
するのですが、高めのレストランに
いっても文句をいい、安い300円で
提供される丼ぶり屋さんに行くと
喜ぶ心底貧乏性な母親みたいです。
夫の節約家遺伝子は特に母親から
きているみたいです!

私はここ数年親孝行をしようと母と
出かけたり両親を連れて梅林を見に
いく約束をしたりするのですが、
母は特に嬉しいと思っていないの
だなと感じることがあります。
親孝行って難しいですね!
母は自分が行きたいところに連れて
いってくれるのは嬉しいけれど、
私がおすすめのところは連れて
いかされているという感覚になる
みたいです。
母の行きたいところは車でしか
行くことができず、私では無理
なので叔母に頼っています。
結局親孝行といいながら自分で
行先を決めることはエゴなのだな
と思います。
父もそれほど歩きたくないし少し
の時間で満足して後は日常に戻り
たいのです。
両親はただ日常を平凡に暮らせたら
幸せで、とにかくしんどいことは
嫌だし楽が好きで、もうテレビで
素敵な場所を見て行った気になって
満足しているのかもしれません。

そんな話をしていると夫は以前の
自分を見ているようで歯がゆいと
いいます。
私たちが似た者同士だから親も
似ているのか、バブル世代を経験
した人の特徴なのかそこはわかりま
せん。

うちの父は日常が暇だといいながら
遠くに行き過ぎると疲れるし、
2.3時間の外出がぎりぎりで、そもそも
もう県外に行くことは不可能に
なっています。

私は出かけることが大好きで
出かけられないと閉じ込められた
気持ちになってそれも繊細さんの
性格のせいなのですが、年を
とり出かけられなくてなんの楽しみ
があるの?と思うと長生きする
って本当に幸せなのかなと思い
両親を見ていると自分の将来の
事を真剣に考えなくてはと思い
ます。

父は毎日暇で特に長生きしたくない
ようですが、母は毎日楽しくて
人生100年を目指して生きている
ようで母が幸せならいいのですが
やはり私は年をとっても生き生き
していたいので足の筋肉強化は
今からしておきたいし、見たことの
ない自然をもっと見たいし、年を
とっても夢に向かって生きていたい
です。
こんなことをいっているうちはまだ
甘いなと思われるのだろうけど、
希望を捨てずどんな自分でも愛せる
ように人生を歩んでいきます。








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