見出し画像

自毛証明書

以前も校則について書いたが、この投稿を読んで、さらにやるせない気持ちになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一部抜粋↓

「女子生徒は1~2週間ごとに髪を黒く染め、髪はボロボロ、頭皮もかぶれたといいます。しかし、学校側は『それがルール』と繰り返し指導。さらにこんな暴言も。『母子家庭だから茶髪にしているのか』。女子生徒は去年、指導を受けた後、自宅で過呼吸になり救急搬送されたといいます。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これらは私には虐待に思える。

髪にそこまで固執する理由は?

黒でなければならない理由は?

頭皮を痛めてまで守るべき理由は?

10代の繊細な時期の子を、精神的に追い詰めてまでする意味は?

家庭の事情を侮辱する権利があるのか?


校則を作った当初は、正当な理由があったのカモしれないが、今では時代錯誤ではないか。


裁判の結果は、女子生徒の心情を思うと納得できないものになっている


ちなみにその高校は、今は校長先生が変わってからか校則は前より厳しくないようだ。むしろゆるくなったとある。


一方で、学校の校則を、生徒を主体に見直す動きがあると、最近のニュースで知った。

広島や岩手の高校で、生徒や教員が話し合いを重ねながら校則を改定したり、新しいルールを作ったりしたという。

教師が生徒の意見に耳を傾ける姿勢。

生徒が教師に意見をする勇気。

折り合いを見つける努力。

並大抵の事ではないことを成し得たことは、「ルールを変えた」以上にたくさんの効果をもたらしていると思う。

互いに信用できていないとできないことだ。

そういう学校が当たり前になってほしい。


本当なら、身なりに関する校則なんてなくていいとさえ思う。

他に、子どもたちに伝えたい大切なことがたくさんあると思うから。

身なりにこだわる時間を、もっと大切なことを教える時間にあてて欲しいと思う。

世界には多種多様な人がいる。

ネット社会、そんなのみんな知っている。

よく言われる言葉「みんな違ってみんないい」。

それを実生活で見失わないようにしたい。


私が彼女なら、

私が彼女の親なら、

どんな思いで今を生きているか。そう考えるとやるせなくなる。

ネットからの情報しか知らない、付け焼刃の私の考えだけど、あなたたちは間違っていないよ、と私は言いたい。


最後まで目を通してくださりありがとうございます✨

宜しければ、以前投稿した「何のための決まり?」もお読みください。




目を通してくださり、ありがとうございます! とても嬉しいです😊✨✨