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日本が欧米諸国と比べて、自己肯定感が著しく低い理由と対処法


自己肯定感を上げたい
自分のことを好きになりたい


このように自己肯定感を高めたいと思う20代はとても多いように思います。ですが、実際に自己肯定感が高い人が増えているでしょうか?

実は、データからも日本人は自己肯定感がとても低いと言われています。「自分に満足している」と答えた人は欧米で80%いたのに対して、日本人は40%。「自分に長所がある」と言う人は欧米90%、日本人60%となっています。

なぜ、日本と欧米諸国で自己肯定感に差が生まれるのでしょう。
今回は、その理由と対処法についてまとめていこうと思います。


日本が自己肯定感低い要因


日本と欧米諸国と自己肯定感の差の1番の要因は、日本人があまりにも周りを優先しすぎているからだと思います。

そう思う理由を大きく3つに分けてお伝えします。


集団を優先しすぎてしまう

欧米は個人の考えや主張を大事にするのに対して、日本人は集団に迷惑をかけないことを大事にします。つまり、欧米は個人の考え方が先にあって、集団にどう溶け込むかを考えるのに対して、日本人は集団がどう動くかに対して、柔軟に対応します。

東京オリンピック誘致の際に一躍有名になった「おもてなし」と言う言葉。
これはまさしく日本を象徴する言葉だと思います。良くも悪くも。

日本は、自分の考えを後回しにして集団のことを優先することができます。これは、周りを喜ばせるために一生懸命になれるという考えもある反面、自分の想いを無視することで、自分のことを好きになれなくなる大きな弊害も持ち合わせています。

集団に溶け込もうとする努力は大事ですが、自己犠牲をしてまで集団に溶け込むのは自己肯定感を著しく下げる要因になります。日本が先進国で最も自殺が多い理由も、これが大きな要因になっているでしょう。


謙虚すぎてしまう


「私なんて大したことありません」
「いえいえ、そんなことありません」

日本人はよくこの言葉をよく使います。褒めているのに、謙遜して素直に受け取らないのです。これも、日本人の教育の悪いところだと思います。

自己肯定感を高める上で、自分の良さや長所を理解することはすごく重要です。ですが、褒められたことを否定したり謙遜したりすると、自分の良さや好きなことがわからなくなっていきます。

すると、結果的に自己肯定感が下がる大きな要因になっていきます。


我慢するのが美徳


贅沢しません勝つまでは!!

これは、戦時中によく言われていた言葉です。
ですが、今の時代にもこのような考え方があるのではないかと私は思います。我慢しないといけない、贅沢するのは悪いことだ。このような考えがあるように思えていしまいます。

私の幼い頃も、「我慢しなさい。」「そんな高いもの買えるわけないでしょ!」と言われてきました。そのため、両親の顔色を伺いながら、欲しいものではなく、許容してもらえそうな値段のものを選ぶようにしていました。

我慢することが悪いとはいいませんが、我慢することによって自分の考えや自己主張を妨げているのならば我慢することが美徳とはならないでしょう。


日本人が自己肯定感を高くするには


ここまで、日本人が自己肯定感が低い要因を書いてきましたが、それらの全てが悪いわけではないです。集団を優先すること、謙虚なところ、我慢できること。これらは全て捉え方によっては間違いなく長所です。

海外の人が日本の人柄やおもてなしを好きになってくれるのは、この国民性があってこそです。なので、前章で挙げた要因を全て無くそうと思わなくて大丈夫です!

日本人らしい謙虚さや我慢強さにプラスするイメージで、これから伝える3つの自己肯定感を高める要素を実践してもらえたら嬉しいです。


あなたの考えを尊重してもらえる環境作り


日本人は、集団を意識しすぎて自分の考えを後回しにしてしまう考えを持ってしまいがちです。この問題に対しては、周りの環境作りをすることが大事になります。

近年では多種多様の考え方ができるようになり、自分の考えや意見が比較的いいやすい時代になっています。そのため、あなたの主張を素直に聞き入れてくれる人はどこかにいるはずです。

その、あなたの主張を素直に聞き入れてくれる仲間作りをしてみてください。「この人なら素の自分でいても大丈夫だ」と思うことができれば、無理他人と合わせる必要性は無くなります。

自己主張をするには、「この人なら受け止めてもらえるだろう」という信頼関係が必要になってきます。その信頼関係を作ると言う意味でも、自分の周りとの人間関係も今一度作り直してみてはいかがでしょうか?


褒められたら「ありがとう」を無条件で言う


「そんなことないですよ」と謙虚になってしまうのは、受け取る練習を繰り返すしかありません。

「そんなことないですよ」と思ったとしても、「ありがとう」と口に出してみましょう。笑顔でできれば100点です笑

不思議なことに、「ありがとう」と受け取る練習をしておけば、自ずと褒め言葉を素直に受け取れるようになってきます。素直に受け取れるようになってくると、自己肯定感も上がるので効果抜群です。

この人本当に思っているのかな?と思っても、とりあえず「ありがとう」と伝えてみましょう。

どんな真意で伝えたのかなんて相手にしかわからないですから。
自己肯定感を高くするには、どんな真意で伝えたかではなく、どんな解釈で受け取るかの方が重要です。


人のために与えること


日本人の強みでもある「おもてなし精神」
これこそが日本人最大の強みだと思っています。

他人の喜ぶことを積極的にできることはとても素敵なことです。

「他者は私を援助してくれる」「私は他者に貢献できる」「私は仲間の一員である」この感覚がすべての困難からあなたを解放するだろう。


これはアドラーが残している名言の一部です。困難を克服するための3つの要素のことを、他者信頼、他者貢献、共同体感覚とも言います。

つまり、私たちが困難にぶつかったときは、この3つを実践すればいいのです。自己肯定感が低いと言う困難があるのならば、他者を信頼して、他者に貢献して、周りの中に自分がいると感じればいいのです。


周りとの信頼関係があれば大丈夫


欧米と日本の自己肯定感の差は、教育の差だと思います。
ですが、私たちが教えられてきた教育を書き換えることは容易ではないでしょう。なので、私たちが学んできた集団行動を軸とする考え方をアップデートする必要があると私は思います。

集団行動の考え方が悪いのではなく、集団を優先しすぎて自己犠牲しすぎる考え方が危険なのです。
自分はこう思っていると思ったときに、相手が受け入れやすいように日常から信頼関係を築いていくことを意識していきましょう。

あなたの思いや考えを受け入れてくれる人は必ずいるはずです。
自分の意見を発信せずに、周りに合わせるのではなく、信頼関係を築いて自分らしくいられる環境を作っていきましょう。

そうなれば、あなたの自己肯定感は必ず上がっていきます!!!

ぜひ、少しでも学べたことがあれば実践してみてください!




最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。


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