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人がつながり合うコワーキングスペースを目指して【前編】

未知の領域であった不動産業界へと転職し、人と人をつなげるコワーキングスペースを下北沢に設立・運営されている影山 直毅さん。そのお話を伺うと、人との関係性を大切にする人柄と、そこから生まれる行動力が垣間見えてきました。「集まる人が最大の魅力」という影山さんのお話をご紹介いたします。

影山直毅さんのご紹介

いいオフィス下北沢 by エー・ディー・ワークス 店主
影山 直毅(かげやま なおき)

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1991年京都生まれ 国際基督教大学(ICU)卒業

ソフトバンク株式会社で法人営業/営業企画に従事した後、株式会社エー・ディー・ワークスの新規事業部隊に参画。
現在は同社にて、東京・下北沢にある「いいオフィス下北沢 by エー・ディー・ワークス」というシェアオフィス/コワーキングスペースの企画・運営に携わっている。
街、空間、コミュニティで生まれる出会いが好きで、"出会いが出来事に繋がる"場づくりを目指している。花を愛でてはドライフラワーにする生活を送っています。
実家は京都の旅館。家業持ちが集まるコミュニティ「家業エイド」に所属

コワーキングスペース設立のきっかけは 人との出会い

荒井:影山さん、今日はよろしくお願いいたします。はじめに、自己紹介をお願いできますか?

影山さん:はい、影山 直毅といいます。京都出身で、大学進学に合わせて上京しました。大学の時はストリートダンスサークルでダンスをやりつつ、舞台監督などの裏方スタッフとしても活動をしていました。ダンスは今も続けていて、今年の12月にも大きい発表の場が控えています。

荒井:すごい!今もダンサーさんなんですね!

影山さん:今でもバリバリ踊ってます(笑)。大学を終えると、ソフトバンクに新卒入社しました。大きな会社なのでさまざまなセクションに分かれているんですが、その中でも法人顧客の対応の部署に所属していました。計5年所属していた中で、前半は法人営業の営業企画、後半はフロントの法人営業に回っ、て自社商材の販売などに携わっていました。
その後、2018年に今の会社に転職しました。今の会社は不動産関係で、古い物件をリノベーションして販売する事業を主に行っている会社です。転職後は新規事業を担当する部署に入り、最初の一年くらいはウェブメディア運営など、多岐にわたって関わらせていただきました。

荒井:前職からはまたかけ離れた業務にも感じますが。

影山さん:そうだったと思います。広告営業をしたりとか、まさにこういう感じで、例えばクラウドファンティングの事業者さんにインタビューしてそれを記事にしたりとか。たくさんのことを経験しました。
あとは、人と知り合うのが好きなんで遊びにも力を入れていましたね(笑)。楽しかったなっていう印象です(笑)。

荒井:最高ですね(笑)。

影山さん:そうしてたくさんの機会をいただいて、人とも知り合っていく中で、場作りとかコミュニティ作りに興味を持ち始めました。シェアオフィスやコワーキングスペースの着想を得て、社内の新規事業として提案しました。その案が受け入れられて、約一年前の2020年7月に下北沢のコワーキングスペースを設立しました。今はそこの運営をメインにやっています。

荒井:ありがとうございます。ソフトバンクの営業から、不動産に行こうと思ったきっかけは何ですか?

影山さん:不動産に行こうとしたというよりは、人きっかけだった部分が大きいと思います。
ソフトバンク一年目の時に、新卒で入ったばかりの僕に仕事のいろはを教えてくださった方がいて。職場の関係を越えて、飲みにも連れて行っていただいたり、公私ともに良くしていただいていた "兄貴" 的な存在の方で。その人が今の会社に先に転職していて、新規事業部に携わっていました。そこで「一緒にやろうぜ」と誘っていただいて、自分も移ってきたという感じです。だから、最初は今の会社の事業内容とかも把握してなくて(笑)。

荒井:事業内容以上に人とのつながりで選ばれた感じですね。

影山さん:そうだったと思います。

シェアオフィスの人々の関係性に たちまち夢中に

荒井:コワーキングがやりたいなと思い始めた具体的なきっかけとかはあったんですか?

影山さん:新規事業だったということもあって、当初はとにかくビジネスや発想の種を探し歩いてました。その中で永田町グリッドという施設内にある、Midori.soというシェアオフィスの方々と知り合ったんです。その場所や人の雰囲気がすごく素敵で。こちらも新規事業を立ち上げている身なので、こういう事例ないかな、こういうことで困っている人いないかなと投げかけるんですね。そうするとすぐに、「それならここの人が親和性あるかも」と言って紹介してくださるんです。人と人がつながって何かが生まれて循環している。その関係性をすごく素敵に感じて、そういうことをやりたいな、と思いました。

荒井:そこでもやはり "人" 由来の魅力を感じられたんですね。

影山さん:そうでしたね。

荒井:そこからコワーキングスペースの着想を得られて、会社内のプロジェクトにまで発展させられた。苦労も多かったと思いますが、実現したときはいかがでした?

影山さん:自分のやりたいことだったので嬉しかったですし、やはり、それだけ熱を注いでいたものだったので感無量でしたね。

荒井:それだけご自分の希望や願いも込めたスペースなんだろうと思います。そのスペースに込めた想いなども、引き続き伺えればと思います。

------- 後編に続きます!お楽しみに!! -------

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