幼な子が1歳と半年を過ぎました。

夜は、父親のボクが子供をお風呂に入れます。次に母親（妻）がお風呂に入っている間に、ボクが子供を寝かしつけするのが、生活リズムになってきました。

妻がお風呂に入っている間に子供が寝てくれず、夫婦二人がかりで寝かしつけすることも、ときどきありますネ。

さて、子供とお風呂場に入り、湯船に浸かる前に身体を洗います。
少しずつ身長が伸び、腕力も強くなってきて、湯船のへりにしがみつくことも増えてきました。外から湯船のお湯をバシャバシャ叩いたり、ボディソープやシャンプーの容器を湯船に投げ込むこともあります。

先日は一瞬、目を離したスキに、子供が湯船のへりから、湯船の中に落ちてしまいました。
すぐに全力で湯船から引き上げて、抱っこしてなだめる。
お湯が少し息穴に入ったのか、小さな体でせき込んでいました。

もし湯船の底に両足をつければ、1歳半でも頭や胸は水面上に出るのです。
けれど、そのような冷静な対処は、まだ無理でしょうね。

あのまま溺れていたら、命を落とす危険さえありました。

これで子供はお風呂を怖がるようになるかなぁ、と心配しましたが、翌日は一緒に湯船に浸かって嬉しそうにお湯を叩いている。

むしろ、怖いと感じたのはボクのほうかもしれません。

油断すれば幼児は命を落としかねない。アタマでは分かっていたのです。けれど、実際にそうなるかもしれない場面は、たぶん初めて。

今後は子供の行動範囲も広がり、ヒヤヒヤする場面も増えるでしょう。

多少のケガはあっても、元気に成長して、親から独り立ちするまで育ってほしい。それが、切なる願いです。