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【チームatを大公開!〜スタッフかおりん編〜】空気感で仕事ができるナチュラルな居場所

「チームat」のメンバーは、社員雇用ではなく、個人事業主として仕事を請け負い、プロジェクト毎に結成されるチームで働くスタイルを選択しています。その多くが、女性である自分の声やアイデアが、プロジェクトを通じて、企業や社会にしっかりと届き、価値を創出していく過程に、やりがいを感じています。仕事以外に、子育てや介護、家事などの多忙な日々をこなしながらも、深い信頼関係を築き、しっかりとした業績成果を上げ、様々な社会課題解決に貢献しているatメンバー。その魅力に、at広報のスタッフTが迫ります。

お2人目は、プライベートをなかなか見せることがない神秘的なイメージのあるスタッフかおりんに、マイクを向けてみました!

at歴10年くらい(よくわかってない)
家族:夫、19歳長男、12歳次男と麹菌ちゃん達。
無趣味、近所散策や家の中でひたすら家族と過ごすことが大好き。
いつか読書や映画、漫画の一気読みができる日を夢見ている、
自称おばあちゃんみたいな生活中。

(1)今、やっていることをお聞きします。

ーまず、プライベートの菌ちゃんのお世話に、興味津々ですが。

菌ちゃんたち、たくさんいますよ(笑)。麹が中心で、塩麹、甘酒、しょうゆ麹、中華麹、きのこ麹、コンブチャ(紅茶キノコ)を、発酵器を使って作るタイプの簡単で手間のかからない方法で育成中。

この取材を機に、再度菌たちを育ててみたそうです(ご協力に感謝!)

ーお仕事以外の活動として、どんな活動がありますか?

仕事以外の活動としては、福祉関係のボランティアライター職、子供のPTA、育成会や町内会の地域役員などを経験しています。でも、いずれも回ってきたから、やらないといけない時にやったという消極派タイプです。けっして自分から手を上げてやる!というのではありません(笑)。でも、そういう仕事も、仕事としてスイッチが入ると、気がついたら、いろいろな雑用を引き受けどっぷり組織を動かしていたなんてことがあって、自ら引いてしまうこともありましたが。ただ、経験としては、どれもよかったですね。

(2)現在のお仕事について、聞かせてください。

仕事はライター業とatの2本柱ですね。ライターのお仕事は紙やWEB媒体記事に掲載したり取材インタビューを行なったりしています。いずれも自宅で、フルタイムでやっているのでボリュームが多い分、(いろいろな面で)プライベートと混在しがちになります。仕事配分は、ライター:at=8:2くらい。基本的にフルリモート在宅勤務です。取材でたまに外出することもありますが、パソコンとレコーダーを片手に黙々と仕事をしています。

ーatのお仕事はどんな風に関わっていますか?

atでは、長期クライアント、短期プロジェクトのディレクター職を担当しています。atからプロジェクト依頼が来るときは、自分のライター業のスケジュールと照らし合わせながら、無理なく受けています。プロジェクトの途中から入ることもあれば、立ち上げ前から入ることもあり、関わり方は都度様々です。

ーチームatでお仕事をする時、何かトラブルが起こる時はどんな風にフォローしあっていますか?

ナチュラルにやりすぎているからか、何かトラブルがおこることは考えたことがないかもです(笑)。ごく自然にお仕事ができていますね。

ーatのお仕事は在宅でどのように進めているのですか?

フェイスブックのグループやスレッドを立ち上げてそこで大きい連絡をしています。それ以外では、メッセンジャーや電話もありますね。何かあっても、都度臨機応変にやっている感じです。

atのお仕事は、at、クライアント、atメンバー、パートナーさんの大体3者か4者間協議で進めていることが多いです。非対面でのやりとりがほとんどなので、チャットワークを使って、4者で会話をしながら進行しています。ずっとそうやって仕事をしてきているので、慣れているせいか、特にやりづらさを感じたことはないかなと。

ーそれぞれの動きを見ながら、上手にお仕事を進めているのですね。それを自然にやれるのは、10年やっているからでしょうか。

かもしれませんね。今でこそ、季節労働者的な立ち位置(笑)で、あまりオフィスにも対面でも現れないのですが、コロナ以前は、リアルに会うことが多く、対面でのお仕事がほとんどでした。atのお二人と、コロナ禍前に培った信頼関係がベースにあるからこそ、今自然にできるのだと思います。atのお二人とは、お互いに分かり合えているのが大きいですね。たぶんこういうことだろうという、空気感が共有できている気がします。あれ?と思うことがあっても、ベースの信頼関係があるからこそ、悪く解釈することもなく、自然にできていると思います。コミュニケーションの面でもやりにくさがほとんどないですね。10年経つと、子供も成長して、自分の環境も変わっている中で、その変化に合わせて仕事をしていられるのは、この働き方だからこそ、です。

ーよくatの二人から掛けられる言葉はありますか?

仕事を任せてもらえているので、「やりやすいように」「決めてもらっていいよ」という言葉が多いですね。

(3)atについて、聞かせてください。

ーatとの出会いを振り返ってもらえますか?

あるプロジェクトの活動で声をかけてもらったのが最初です。当時、主婦の意見をヒアリングして進めるお仕事があり、一主婦だった私がそこで初めてatと一緒にお仕事をさせてもらいました。もうかれこれ、10数年前ですね。そこから、何回か関連イベントにもジョインする機会があり、ちょくちょくお仕事を一緒にさせていただきました。機会があれば声をかけてもらい、座談会や各種イベントに参加するという関わりが数年続きました。

10年前にちょうど株式会社オフィスatが創業し、資料作成等、多忙な創業当時のお手伝いをする機会が増え、なんだか気がついたらチームatに入っていた感じです(笑)。そこからだんだんとプロジェクトのお仕事があり、こちらも気づいたら、ディレクションもしていたという感じです。

ー自然な流れで10年続けてこられたようですね。

ほんとうに気がついたら10年経っていた感じです(笑)。すごくうれしかったこととして覚えているのが、フリーランスで自分がお仕事をやっていくにあたって、当時はメンターがあまりいなかったんです。ライター同士の横のつながりしかなく、どんな風に働いて、子育てと仕事のバランスをとっていいかがわからなかった時期がありました。そんな時に、寺島さんの存在が大きかったです。仕事も子育ても両方を大切にしながら頑張っている姿を見て、彼女が自分のロールモデルになり、心強かったことを覚えています。寺島さんは大先輩だけれども、子育ても仕事も同じ目線で語ることができる、有難い存在だったかな。先輩の背中を見せてもらえたことが嬉しかったですね。

一方で、阿部さんは女性の変化する多様な働き方をずっと後押し応援してくれた、こちらも大きな存在です。子供はいないけれど、だからこそ子供の気持ちがわかる。お母さんとは違った目線で冷静に話を聞いてくれること、まさに目から鱗の言葉で救われたことがたくさんありました。そんなお二人がいる環境のもとで仕事を続けることができたのは、すごく幸せに感じています。

ーatにジョインして気づいたご自身の変化や、atで仕事をしていないとわからなかったことはありますか?

私の場合は、夫や両親のサポートがほぼない状況だったので、今の働き方だからこそ仕事を続けられたのが大きいかなと思います。今の働く環境が一番ありがたいと感じています。子供が小さい頃はよく熱を出していたので、会社員をしていたら仕事は続けられなかったかなと。子供の成長に伴って、自分の働き方も柔軟に変化していけるので、気持ち的にも楽でした。何よりatの存在があったからこその今です。atがいなかったら、もっと孤独で悩んでいたと思います。

ーatのお仕事をする中で、マーケティング的な視点もご自身にプラスになったのでは?

単純に今までは流していただけの情報が、拾えるようになった気がします。それも無意識にキャッチできるようになったと思います。ここをこうすればいいのに、このサービスはこんなところがいいな、とか、周囲のコトやモノを気にすることが増えたと思います。ただプロ視点になりすぎると、生活者としての普通の視点が見えにくくなるので、プロと生活者の2つの視点のバランスを大事に保つようにして、両方の視点で見るように意識しています。

ー長くやっているからこそ、大事なバランスですね。でも組織や会社に入っているよりは、そのバランスはとりやすいのではないですか。

いわゆる組織の中に入っている人よりは、マーケテイングはやりやすいかもしれないですね。だから企業の担当者はいつも難しいだろうなと思っています。

(4)これからのこと、お聞きします。

ーこれからチームatやライターの仕事でやってみたいことや、今後の野望はありますか?

ない!(即答 笑)。目標とか、とにかく消極的だから。こうしたいああしたいという使命感すらないですね。ただ目の前にある仕事を、大事に誠実にやっていきたいです。その結果、自分の成長につなげればいいかなあと、一件きれいにまとめてみました。なぜかって、自分がやりたいことと求められることは違うことも多いじゃないですか。苦手だなと思っていても、仕事として求められてしぶしぶやってみたら、嫌いじゃなかったことも多いので。そういう意味では、これだ!と固めずに、いろんなことを経験していきながら、成長していきたいな、と思っています。何度もいいますが、積極性はありません(笑)。

ーかおりんは、なんだか神秘的なイメージがありました。

私、プライベートを見せるのが苦手なので、そう思われても仕方ないかな(笑)。

(5)最後に、チームatを1分で褒めてください。

「atのチームワークサイコー!!」です。本当に心から信頼できるので。

どこかの組織に所属していると、自分がこんな風に思われているんじゃないかとか、ひょっとするとああなんじゃないかとか、憶測が湧くことが多いけれど、チームatは、そういった不安が一切なく、余計な気を使わなくて済むんです。一人一人を信頼できるチームで仕事をすることができて、本当に助けられています。

ーありがとうございました!

インタビューの後、かおりんとスタッフTは、七夕の織姫と彦星のような年に一度しか会えない恋人同士のように、やっと話せる機会ができたぁ♡と雑談すること30分(笑)困っていることってない?不安なことない?とスタッフTを気遣ってくれるやさしいかおりん。インタビュアーの私も心軽やかに、楽しい対談のひと時を過ごすことができました。そして、ナチュラルに仕事ができるって、簡単にできることじゃない、素晴らしいことだなと感じました。スタッフインタビューはまだまだ続きますよ!乞うご期待。

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