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親の背を見て子は育つ&子は親を映す鏡

親の背を見て子は育つ

子どもは、
親のやっていることを見て、
それがあたりまえのことと思って、
自分の常識にしてしまう、ということ。


子は親を映す鏡

子供のふるまいを見れば、
その親がどんな親であるかを
知ることができる。

親と子はセットです

どちらもよく言われる言葉です。

自然界の動物たちは、親の行動を見て、
マネして、独り立ちします。

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人間も動物ですから、
持って生まれた本能なんでしょう。

やはり親の姿を見て育ちます。

ドロシー・ロー・ノルトの有名な詩があります。
『子どもが育つ魔法の言葉』の著者。

「 子は親の鏡 」
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

親という言葉ですが、
実際にはお母さんの姿を見て、マネします。

どうしても、生まれてきて、
ずっとそばにいるのは母親ですからね。

ミラーニューロン

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科学的にも、
「ミラーニューロン」といって、

たとえば
あなたの目の前の人が腕を組んでいたら、
それを見ているだけで、

あなたの脳でも自分が腕を組んでいるのと
同じようなニューロン(脳細胞)が出現します。

ミラー=鏡
ニューロン=脳細胞

目の前にいる人の動作や意図、
感情までも映しとる脳細胞のこと

現代では、脳科学として、
理論的に解明されています。

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ドラマに見入っていたら、
同じ動きをしていた

と言えば分かりやすいですよね。


昔の人たちは、感覚的、経験的にに、

親の背を見て子は育つ

子は親を映す鏡

と、表現したのでしょうね。

お母さん自身がお手本


子どもに

「してほしい行動」

「なってほしい姿」

があるならば

口で説明するのではなく、
お母さん自身が手本を
見せてあげることが必要です。

言葉で言っても、
子どもには理解できません。

こういうことは、
大人と同じに考えてはいけません。

子どもは、あくまで子どもです。


物を大切にする子になってほしければ、
お母さんが物を大切にする

やさしい子に育ってほしければ、
お母さんが人を思いやり、悪口を言わない

挨拶のちゃんとできる子になってほしいければ、

お母さんが、おはようございます、ありがとう、
ごめんなさいをちゃんと言えばいい。


お母さんが、
子どもになってほしい姿
手本として見せてあげれば、

子どもは自然とマネをして、
お母さんが望むような姿になります。

何度も言っているように、
親が勉強することが大切です。


子どもが本好きになってほしい。

お母さんが読書すれば勝手にマネして読みます。

お母さんがゲームばかりしていれば、
子どももゲームばかりします。

お母さんがゲームするから、
子どももゲームするんです。

お母さんが本を読めば、
子どもも本を読みます。

お母さんも賢くなり、
子どもも賢くなる。

一石二鳥とはこのことです。


明るい子に育ってほしい

しっかりと褒めてあげてください。
自分をほめてくれる親を見て、

友達など、
相手の良いところを認めて、
仲良くなることの大切さを学びます。

相手の長所を認められる
「明るい子」に育ってくれます。

子どもを責め、厳しく叱りすぎると、
子どもは自信をうしない、
自分をダな人間だと思うようになります。

これは非常に危険な行為です。

子どもがマネをするということは、、
友達でも、相手の事をせめて、
いじめっ子になります。

世の中のいじめっ子の母親は、
このタイプですが、
自覚症状がないので、
うちの子は悪くないと思っています。

最悪ですよね・・・・

子育てとは、

何度も言っているように、
親が勉強することです。

そして、
子どもから学ぶことです。

親が子どもを育てるのではなく、
親は子どもに育ててもらうことです。

我が家も今になって振り返れば、

私自身も私の父親が、
どこに行くのにも
連れて行ってくれていたので、

我が子たちも、
あちらこちらに連れて行きました。

やはり子どもたちが親になった今、
その子どもたちはあちらこちらに
連れて行ってもらっています。

また、私の嫁さんは本好きで、
暇さえあれば本を読むような人です。

当然、子どもたちは、
みんな本好きです。

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幼稚園や小学校の時は、
図書館に行って最大限
貸し出してもらっていました。

今でも、ボロボロになった
図鑑は残しています。

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孫が来たら、喜んで見ています。


まとめ

親の背を見て子は育つ

子は親を映す鏡

科学的にも、実証されています。

子どもに「こうなって欲しい」

と思うのであれば、

まずは親(お母さん)自身が、
その姿を見せてあげることです。

完璧なお母さんを演じるのではなく、
思いやりをもって、
子どもという鏡を見ながら、
自らが学びの姿勢を持つことです。

そんなお母さんの姿から、
子どもは様々なことを学び、
成長していき、

それを見て、親も成長するのです。

PS

兄弟姉妹がいれば、
当然、下の子は上の子の真似します。

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なので・・・

最初の子の躾は
しっかりとしないと

大変なことになります。

しかし、
シッカリしつけておけば、
親代わりになってくれて、
楽になるのも事実です。

このあたりの話はまた後日



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