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『赤富士さんとサーファー犬            ~素敵な錯覚~』⑦

それを見ていた太陽さんは、鳥さんたちに連絡しました。
 自分も何か赤富士さんのためにしてあげたくなったのです。
 すると今度はシーズー犬が、三線を奏でながら唄い出しました。
 「ボクが今まで行った中で、一番好きな海の歌だワン」
 赤富士さんの頭の中は、『ウミ』のことで満杯になりました。


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