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ホームスクールと社会性



ホームスクールをしていると、社会性は育まれるのだろうか?という疑問が生じます。

ましてや、私たち家族が住んでいるのは異国の地、フィリピン。

コンドミニアム(日本でいうマンション)の遊び場で同じ年頃の子どもたちと出くわすも、「Hi! ◎△×◻︎◯?」と話しかけられようものなら、我が子たちはカメが首を引っ込めるように萎縮しています。

グローバルな交流のチャンスだ!と思うのは親の勝手な都合で、当の本人たちは分厚い壁を作り身を隠します。

つい先日も、子どもの社会性を育む場を見つけようと意気揚々とダンス教室の見学に娘を連れて行ったものの、ドアの中に入ることすら拒否する我が娘。

「ダンスは好きだけど、みられるのはイヤなの。」

「先生ひとりとKちゃん(娘)ひとりがいいの。」

部屋に入っても、しばらくカーテンに隠れて姿を隠しているのでした。

そんな娘の姿を見ていると、そういえばそうだったと思い出します。

ホームスクールをしているとつい忘れてしまいますが、娘は幼稚園を1年以上も登園拒否していたこと。

集団が苦手なこと。

本番(大勢に見られること)や評価されることに抵抗があること。

強制はとにかくイヤで、何事も自分のペースで進めたいこと。

社会性は集団の中で育まれるだろうと考え、若干強制的にでも集団の中に入れた方がいいと思うのは親の思いで、そこに子どもの気持ちはあったのでしょうか。

子ども其々に自分のペースやステップがあること、それは子どもの本音を聞きながら進めないと分からないこと、苦い記憶も蘇りましたが、あぁそうだったと思い出せました。

社会性を育むための正解は分からないけれど、娘と本音で話し合い、娘のペースやステップを見つけて進めていこうと思います。

マンツーマンの素敵なダンスの先生、見つかりますように…!


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