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風の強い休日の午後(140字小説)

ついさっき。今日の横浜は風が強くて、空を見ると雲がすごく早い。僕は昼過ぎに布団から出ると、食べるものがないので近所のコンビニまで買い物に出た。試しに「筋斗雲ー」と少し大きめな声で叫んでみる。遠くの山間から、ちょうどいい大きさの雲が凄い勢いでこっちに向かってきて、通り過ぎていった。

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