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友よ、ビールよ(140字小説)

寒い冬が好きだ。山に登り、一面が雪の中テントを張り、キンキンに冷えた缶ビールを飲む。おそらく、僕史上、最高に贅沢で、最高に幸せな瞬間だ。加えて僕には、その最高に贅沢で幸せな瞬間を、共に過ごすことのできる友がいる。たぶん、僕は、地球史上、最高に贅沢で最高に幸せな人間だ。友に、乾杯。

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