見出し画像

つきあいのよい猫(140字小説)

つきあいのよい猫がいて(もちろん僕が勝手に思ってるだけかもしれないが)僕が仕事帰りに近くの公園で缶ビールを飲んでいるときなどよく寄ってくる。今日、大事な仕事でミスをした僕が公園で落ち込んでると、「そんな日もあるさ」とその猫は言った。猫はビールを飲むと少し顔をしかめて、げっぷした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?