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岩波。

今、アランの「幸福論」を読み直していました。

幸福論という題名を持つ本は多いです。アラン、ヒルティ、ラッセルの三人のものは有名です。

たぶん本棚をひっくり返せば、三人の幸福論があるはずです。

幸福論を唱えられる人というのは、たぶん、不幸と幸福の両方を味わったことがある人だと思います。

何より、幸せは自分自身でしか得られない。他人がどうのこうのでは決してない。さらに、得ようとしなければ幸福にはなれないと書いてあったように思います。

古い人が書いていますが、ぼくにはよく理解できます。名著というのは、おそらくいつの時代に読まれても、名著なんだと確信します。


アランのように書き続けること。それもまた名著を生むエネルギーだと思うのです。


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