｛自我と魂が｝
人はダレもが常に迷います
前へ進もうか止めようかという二者択一のセンタクで悩むのでした
これは丸で自分の中に二人いるような感じなのではありませんか、つまり“前進クン”と“躊躇サン”がいつも言い合っているようなものなのですよ
これにつき、次のような興味深い提案をいたしましょう
※〖心の中には魂と自我がいる〗
はい、〔魂〕と〔自我〕なのだと捉えてみたならずい分と分かりやすく成ってはまいりませんか、ドッチがドッチかは断定しにくいですがね
 
｛魂側のセンタクを｝
そうですね、〔自我〕は無鉄砲でもあるし優柔不断な面もありますから二人の位置づけは一概に言えませんね、もちろんです
でもですよ、「この場合は〔魂〕が“前進クン”だ」、「今度は引き留め役の方が〔魂〕かも」と想像してみれば推定できてくること間違いないでしょうね
はい、つまりは〔魂〕側をセンタクしていれば常に正しい判断となるはずなのでした、そちらの方に〔神仏〕がついているのですからね、当然そうなります
 
｛神仏の代理｝
さーさー、以上の提案につき、お読み下さっている皆さんはどのように捉えましたでしょうか
はい、一見は突拍子もないようですが、しかしコレがナカナカ妙に捨てがたい感じがしてくるはずですよ
そもそも自我が二つある訳はありませんからね
それならば一つは〔魂〕なのだと推察し設定してみれば納得できては来るはずですよ、きっと
つまり、〔魂〕というモノは意外と身近に存在していて常に私たちを守り導いてくれているという話なのでした
それこそ人間初心者の案内役として〔神仏〕が設けてくれた仕組みだったとの結論にてペンを置きましょう
はい、これにて一件落着メデタシめでたし