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夜の冒険、ナイトトレイルランに起こる感覚の変化とは

夜の闇に包まれた山や森林を駆け抜けるナイトトレイルラン。
修善寺でIZU TRAIL JOURNEYを主催する千葉氏が毎月行っているグループラン、そこで自分は初めてナイトトレイルを体験した。

ITJ BASEからナイトトレイルスポットの達磨山へ移動

ランナーやアウトドア愛好者にとって、まさに夜の冒険の扉でもあり、暗闇の中でのランニングがもたらす独自の体験や感覚に魅了され、はじめる人が増えているとか。
自分が体験したことで感じたナイトトレイルランが提供する特別な要素に焦点を中心に、その魅力について伝えたい。

最初に、ナイトトレイルランの魅力の一つは、なんていってもその独特のアドベンチャー感覚。日中のランニングとは異なり、暗闇の中でのランニングは先が見えないからこそ、未知の世界への探求心を刺激される。足元のトレイルは謎めいており、その先に広がる風景や出来事はまさに冒険そのもの。暗闇の世界は新たな発見の連続で、ワクワク感と興奮が駆り立てる。

感覚の研ぎ澄ましを促進。暗闇の中でのランニングでは、視覚だけでなく、聴覚や触覚も重要になる。足元の地形やトレイルの変化を感じ取り、身体のバランスを保つために全身の感覚を駆使することが求められるからこそ、自己の制約を超えていくような力が沸いてくる。走りながら、自分はまるで獣になったような感覚を味わった。

ナイトトレイルランのもう一つの魅力は、自然の新たな美しさと出会えること。夜間に山や森林を訪れると、星空や月明かりに照らされた風景が、昼間とは異なる魅力を放つ。自然の静寂や、夜の生態系から発せられるリズム・音に包まれながら、心が静まり、リラックスできる感覚はやみつきになる。この穏やかな環境が、自然への感謝さえも深めてくれる。


さらに、自分が心地よさを感じたのはナイトトレイルランが生み出す一体感とコミュニティ。困難な道を走り抜けるからこそ、中継地点やゴールでお互いを見守ったり、たたえ合ったり、その強いつながりに出くわし、自分は感動さえ覚えた。
ナイトランのイベントやグループに参加することで、同じ情熱を持つ仲間との交流が深まり、新しい友人、世代、属性を超えた繋がりを作ることができる。より豊かな人間関係が築かれ、コミュニティへの帰属感が高まっていくんだろう。


ナイトトレイルランは、夜の冒険へと自然への感謝を象徴する活動だった。暗闇の中でのランニングは、新たな発見、美しさ、自己成長、そしてコミュニティとの結びつきの扉を開けてくれる。

自然との調和と共に、内なる冒険心を探求し、新たな可能性を追求するための魅力的な手段として、多くの人に永遠の魅力を提供していくアクティビティなのだと知ることができた。

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