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摂食障害の長い長いトンネルを抜けて~「痩せたい」と「食べたい」のその先へ~705


「そう、ありがとうね。もし食べ切れないようだったら言ってね。パックに詰めるから」

「えっ?あっ、はい。ありがとうございます」

お店の人も大盛りだってことはわかっているみたいだった。

お持ち帰りの申し出は嬉しかったけれど、電車に乗って帰る身としては正直それはないかなぁ……と思っていた。

とは言うものの、残さず食べ切れる自信もなかった。

お店の入り口の方をちらっと見たけれど、待っているお客さんはいなかった。

とりあえず一旦休憩したらもう少し食べられるかもしれない、と思ってスマホを弄ったりしてみた。

時間を確認すると、1時半を過ぎていた。もしかしたら閉店時間もあるかもしれないので、そんなにゆっくりもしていられないかなぁ……なんて思いながらもう少し食べ進めた。


今日もありがとうございます。

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