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【デザイン未経験は必読】デザイナーの必要スキル5選!

デザインを学び始めた学生さんや初心者さんのデザインを学んでみたい!という気持ちに寄り添いながら連載していてる”デザインを学ぼう!”第二段です!
今回は、デザイナーとして必要なスキルついてつづっていきますね。あなたがデザイナーとして一歩踏み出すきっかけになっていただけたら嬉しいです。


デザインとは?

前回のおさらいです!「デザインをする」ことはどんな意味を持っていたでしょうか???
前回を読んでくださってるかたはお分かりですね。そう!デザインをするということは「ヒトのために思考し、最適な形として表現すること」つまり、「誰かの課題を解決すること」でしたね^^
あくまでもデザインは手段。お客さまが求めるものを実現・表現するための手段として「デザイン」がありましたね。

↓前回のデザインの意味やジャンル別の仕事については以下のバナーをクリックして読んでみてくださいね!↓

デザイナーに必要なスキルは?

では”誰かの課題を解決するため”に、必要なスキルとは?
デザイナーにとって

  1. 課題解決能力

  2. ターゲット(購入層)への共感能力

  3. 素直さ、柔軟さ

  4. コミュニケーション能力

  5. ヒヤリング能力

が必要だと考えています。今回は上記5選を一つひとつお話ししていきますね。

1.課題解決能力

課題を解決するために一番大切なのはなんといっても課題解決能力!!大事なのでもう一度言いますね!KADAIKAIKETSUNOURYOKU!!!(力が入りすぎてカタカナ英語になっちまった!)
大事ですが、実際は難しいですよね…課題を解決する能力は実際デザインを15年していても完璧もありませんし、ゴールもありません。いまだに課題を解決するためにどうしたらいいか、どうやったらいいか自問自答しているばかりです。ではどうしてこの課題解決能力が大切なのか。それは、デザイナーはお客さま(クライアント)の要望を叶えることが真の目的であり、そのために思考します。

たとえば、SNS広告を使って集客課題を解決するケースでは、デザイナーは

広告を打ち出す時期はいつか
集客したいターゲット(購入層)は誰か
集客したいターゲット(購入層)が望んでいることは何か
集客したいターゲット(購入層)に訴求できているか
訴求が届き、ターゲット(購入層)に行動を促せるか
お客さま(クライアント)の要望は何か(何を伝えたいのか) 等

こんなことを深掘りしていき、『どこに』課題があるのかを見極めます。課題を特定したうえで、デザインやコピーを作成し、デザインに落とし込んでいくことでお客さま(クライアント)の要望を実現することに近づことできます。
今回は、「SNS広告を作り、発信する」のが目的なのではなく、ターゲット(購入層)に広告を多くみてもらい、商品購入やサービス登録など本来の目的である集客に繋げるのがゴールです。また、お客さま(クライアント)が求めているデザインは、上記のような課題を解決するためのデザインなのです。オシャレなデザインはできたけど、全く成果が上がらなかったということがあれば、一度課題を考えてみてくださいね。

2.ターゲット(購入層)への共感能力

あなたは共感能力というものを考えたことはありますか?
共感能力の意味は「他者の考えや意見にその通りだと感じたり、喜怒哀楽といった感情に寄り添うことができる力」です。それをデザインに落とし込みしてみると、共感能力のあるデザインは
・デザインを見る人がどんな気持ちで見るのか
・ターゲットがどんな問題を抱えているのか
を考え、ターゲットがデザインに共感し、次の行動を促せることになります。
1の課題解決能力でも書いていますが、デザイナーが考える中に集客したいターゲット(購入層)が望んでいることは何かという部分がここになります。
共感できる力というのは、鍛えることで誰でも身につけることができる能力です。日頃から紙に自分の感情を書き出してみたり、誰かとの会話で相手の気持ちを考えてみたり、さまざまな人とコミュニケーションを取ったりすることで養われます。
ターゲットへの共感能力を鍛え、ぜひ共感力の高いデザインに近づけられるようにチャレンジしてみてくださいね!

3.素直さ、柔軟さ

デザイナーが成長するとき。それは作ったデザインに対してフィードバックや修正依頼をいただくとき!!です!!そしてそれを受け入れられる心があるときです!!
どんなに素晴らしいデザインでもお客さまからレイアウトの変更や文字の修正など様々な意見をいただきます。それは何時間もかかって制作したものでも。そんな時、「分かってない」「理解できない」など思う気持ちは誰にでも生まれます。生まれますが、フィードバックや修正依頼を素直に聞き入れ、柔軟に物事に対応する姿勢が成長するためにはとても大切です。
自分のデザインを認めてほしいという承認欲求や、自分のデザインに間違いはないという過剰な自信や感情は全て!全て!ブルドーザーで掘り起こし、ローラーで均し、なかったものとしてください。(訳:捨てろ)
仕事は自分のためにデザインをするわけではありません。お客さまからの指摘を素直に受け入れることで、「そんな考え方もあるのか」「新しい技が手に入った」など考え方次第でデザイナーとしての力量がグッとあがりますよ。

4.コミュニケーション能力

デザイナーはパソコンやタブレットに向かってデザイン以外にも仕事をしています。それが他者とコミュニケーションです。コミュニケーションというと「何を話したらいいの?」「たくさん話さなくてはいけないの?」などコミュ障を発症しちゃいそうになりますが、落ち着いてください。
イメージする営業のようにペラペラ話をしなくて大丈夫です。もちろんユーモアがあったり、会話が弾むことに越したことはありません。ありませんが…ここでは社会人としての挨拶や会話ができること。また、初めは自分から話をすることが難しくても少しずつでいいので、お客さまや制作メンバーとディスカッションやプレゼンができるコミュニケーション能力を身につけていくことで、より良いデザインに近づくことができます。(※ここでいうデザインはお客さまの課題を解決すること)
これまで自分の意見を出して場の空気を悪くしてしまった!…など苦い経験がある方はお互いが気持ちよく議論をできる方法など、書籍を読んだり得意な人に話を聞いたりしてテクニックを学んでいきましょう。

また、課題解決力を身につけるためにも、しっかりお客さまやディレクターから要望を聞くことも大切です。お客さまが望まれていることの背景や理由を把握し、情報を整理していくことで、論理的思考力も備わっていきますよ。

5.ヒヤリング能力

ヒアリングはデザインの仕事でも大切な仕事でもあり、序盤で行うことでお客さまとの行き違いを起こりにくくします。ただ、ヒアリング時にお客さまは要望をうまく言語化してまとめられているわけではありません。お客さまから要望や仕様、実現したいことなどをしっかりとヒヤリングすることも仕事です。
お客さまからの仕様書通りに制作しているだけでは、その文章から読み解けないものがきっとどこかに潜んでいます。しっかり深堀りしてヒヤリングをすることでより詳しい全体像が見えてきます。

5選と言いながら、ビジネスマナーも大切だと思います。挨拶、メールを正しく送信する、報連相を徹底するなど、ビジネスマナーができているからお客様や制作メンバーと信頼関係が築けます。コミュニケーションなどの基礎的な部分があってこそのデザイン評価となるので、自分のデザインをきちんと評価してもらうためにも、取り入れてみてくださいね。


AIが登場したり、無料のデザイン媒体が増えている世の中ですが、デザイナーという職業はAIの領域でない「思考する」ことで重宝され、将来性のある職種だと思います。
求められるスキルを把握しながら「デザインする」ことを楽しんでいきましょう♪

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