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半径5mの関係性をやわらかくする社会構成主義にハマってる話

 ガーゲンの「関係からはじまる」という本に出会って以来、すっかり社会構成主義にハマってます。

 ざっくりいうと社会構成主義とは、「社会」は関係性で「構成」されているという「主義」と、とらえていて、家族や職場の人間関係をなめらかにする上でとても役に立つと感じてます。

 初めて読んだのは、「現実はいつも対話から生まれる」。これは入門編のように短く分かりやすくまとめてはあるのですが、それでも2/3は理解できない感じで終わりました。まとめはこちら↓

 その後、ご縁があり「関係からはじまる」を翻訳者の方と一緒に読み進める読書会に出たことで、少し理解が深まりました。各章ごとのまとめはこちら↓

 社会構成主義に出会ったことで変わったことは、
✔︎「自分が正しい」ということはなく、人の数だけいろんな考え方がある
✔︎ 自分と相容れない考え方も、納得はできなくても認めることで対話が始まる
ということを、腹落ちして実感できるようになったところ。

 例えば、子どもが「遊びたい!」と言った時に、それをワガママと捉えるのではなく、「忙しい今は困る」という私の考えと、「今遊びたい」という子どもの考えの違いなだけ、と思えることで、日々のイライラがぐっと減ったなあと思います。

 こうして、すごく面白い!自分の認識がガラッと変わって人間関係が楽になってきた!と思う反面、ガーゲン本人を招いてのイベントなどに出ると、研究者の方が多かったり、世界平和について考えている人が多かったりして、私って足元しか見れてないのかも…こんな身近なことにしか活用してなくていいのかな…という思いがありました。

 先日、そんな話をしていたら、「私の世界が平和でOK!“私の世界”が平和になる人がたくさんいたら、世界が平和になっていくから」と言っていただいたいて、なるほどー!とまた視界がひらけた気がしました。

 そんな日々のコミュニケーションに役立つガーゲンの本の最新作がでて、これからまた読書会が始まることが今すごく楽しみです!

 なんのオチも結論もないですが、来月以降、また読書会にあわせて1章ずつまとめをアップしていきたいなと思っています。という、小さな宣言でした。

#社会構成主義 #ナラティヴ #ナラティブ #対話 #コミュニケーション   #読書 #ガーゲン

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