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社会教育士情報 大学時代に旧単位取得→追加2科目のパターン

 社会教育士が気になっている方へ、大学時代に社会教育主事任用資格分の単位をとっていて、法改正後の追加2科目(4単位)をとりたい!という方向けの超ニッチな情報をまとめます。

 私自身は、15年前に大学時代に旧養成課程を修了し、ずっと民間会社で働き、昨年度の大東文化大学の社会教育主事講習を受けました。
 最初に受けたい!と思ってから、色々と分からないことが多くて先延ばしにしてしまっていたので、最初の一歩を踏み出す参考になれば幸いです。

流れ

①自分が本当に対象か確認する

 私の場合は、「社会教育主事任用資格分の単位をとってハズだけど、卒業した時の書類には何1つ書いてなくて、本当に取れているか謎……」というところからのスタートでした。
 ネットでシラバスを検索するも、当時とは違う授業名がずらり……そこで大学の学務科さんへ、入学年当初のシラバスで、社会教育主事任用資格用科目がわかるものをいただけないですか?とメールで問い合わせました。
 結果、PDFで当時のシラバスの抜粋をいただけて、それと自分の成績証を照らし合わせて、無事受講資格があることを確認できました。

 これ、国が示す「◯◯論」という科目名と各大学の授業名が違うことと、大学によって「以下の科目から◯単位以上」という括り方や内容が微妙に違うことが、最初わからなかった要因でした。

②2科目実施の講習を探す

 既に旧養成課程を受けていれば、「生涯学習支援論」と「社会教育経営論」の2科目4単位を取れば社会教育士と称することができます。

 まずは文部科学省の以下のサイトで、「令和元年度以前に講習または養成課程を修了した人」向けの講習を探します(5月頃?には今年度版が出るみたいです)。

 ここで分からなかったのは、「受講申込み窓口は、居住地の都道府県教育委員会です。受講手続きについては、社会教育主事講習に係る各都道府県担当課一覧の中からお住まいの都道府県の連絡先にお問い合わせください。」という注意書き。
 ずっと民間で働いてきてたのに、都道府県教育委員会なんてハードル高すぎ!え、そもそもやっぱり民間の人は受けない前提?など尻込みしてしまいました。
 結果、大東文化大学の社会教育主事講習は、直接大学のホームページにアクセス→直接応募という形でした。

③応募書類をそろえる

 応募書類は実施先によって異なると思いますが、私の場合は、簡単な申込書や卒業証明書・単位修得証明書などを提出しました。
 結婚により卒業時と苗字が異なるため、戸籍謄本の取り寄せまであったのが大変でした。

④応募・入金

 応募後、受講資格があることが確認されてから入金、詳細の案内などが届きました。
 入金が済んだら、講習のスタートです!

受けてみて嬉しかったこと

 当初、「社会教育主事任用資格、大学時代に単位をとっていたけど民間で働いていて機会がなかった」なんてニッチな人、そんなにいないんじゃないかな〜と思ってました。(公務員の方か教員の方しかいないんじゃないかとビビってました)

 ところが、思った以上に同志が多かったことに感動!もし同じようにずっと民間にお勤めで社会教育とは遠ざかっていた方でも、まったく問題ないと思います。

 また、受講後もほかの受講生とのつながりが続いていて、ほかの大学で受講した人との交流や、これから社会教育士を目指す人との情報交換会などにも出ていてとても刺激的です。

 まだまだ認知度も仕事としても確立しきれてない社会教育士。
 ほかの仲間が、もっと浸透させたい!と話していたのを聞いて、とてもニッチな情報ですがまとめてみようと思いました。
 社会教育主事講習での学びも近々まとめていきたいと思います。

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