この本は、未経験から動画クリエイターとして独立した著者の経験をまとめた内容になっています。著者はフリーランスとして独立して4ヶ月目で月収20万円を達成したそうです。すごいですね！

本書では「最短ルートで着実に、動画クリエイターとして月20万円稼げるようになるロードマップ」を提供してくれています。

<作る動画の種類>

• Youtube動画

• SNS用動画

• ショート縦動画（TikTok/Youtubeショート）

• 広告動画

• 商品紹介動画

• プロモーション動画

• リクルート動画

• セミナー動画

• 社内教育、研修用動画

• E-ラーニング動画

• ウエディング動画

• イベント動画

<動画編集で稼ぐ、メリット>

• PC1台で稼げる

• 動画産業は右肩上がりで、将来性がある

• 自分の知識/経験を生かせる

• 即金性が高い

<動画編集で稼ぐ、デメリット>

• ある程度のPCスペックが必要（予算でいうと15万円程度）

• adobe料金が毎年サブスクでかかる

• 低単価案件にハマるとつらい

＜学習のコツとポイント＞

• フォントについて

• BGMのと効果音のおすすめサイト

• デザインは「センス」ではなく「スキル」

• 早く上達したいなら「TTP（徹底的にパクる）」

＜おすすめの勉強方法＞

• 本

• Youtube

• Udemy

• オンライン講座（スクール）

ロードマップはステップ0の動画制作の下準備から始まり、ステップ7までで構成されています。各ステップの中では「ポートフォリオの作り方」「営業先リスト」「よく聞かれる質問」「営業文作成のポイント」「仕事受注時のチェックリスト」などがまとめられていて、とても参考になりました。

各ステップの内容のまとめも掲載したかったのですが、ネタバレになりそうなので、見出しだけご紹介させて頂きます。

【STEP00】  動画編集で稼ぐ下準備
【STEP01】  まずはスキルを身につけよう
【STEP02】  ポートフォリオをつくろう
【STEP03】 営業をしよう
【STEP04】 仕事を受けて、実績をつくろう
【STEP05】 目標を具体的にイメージしよう
【STEP06】 仕事を絞り込もう
【STEP07】 動画編集者からのステップアップ

＜読書メモ＞

・動画編集にセンスは必要ない。
・どんな場合でも「発注者の立場になって、相手が何を求めているのか考える」ことはものすごく重要。
・相手が知りたい情報を過不足なく、見やすくシンプルにまとめる。

＜感想＞

著者が動画制作というジャンルで、短期間で成果を出した理由が分かるような気がしました。とても戦略的で、最短で成果を出すための方法をかなり分析・研究しながら取り組まれたのだろうな、という印象を受けました。やはり、結果を出している人には「光るもの」がありますね。

＜今回の参考書籍＞

これから動画編集をしてみたい、何かスキルを身につけて、そのスキルで生活していきたい、と考えている方は、ぜひ本書を読んでみて下さい。