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G20で女性のエンパワーメントムーブメントが注目

G20で「女性のエンパワーメントに関する首脳特別イベント」が注目を集めた。マキシマ王妃(オランダ王妃・国連特使)とイバンカ米大統領補佐官のリーダーシップのもと、大阪でのG20で女性のエンパワーメントが大きく進歩する期待感を感じた。

各世界で女性エンパワーメント活動に貢献する国連(UN Women)、OECD、IMFなどの団体がG20に集まり、G20と協力して今後活動して行く提言書が提供された。

これに先立って東京で3月に開催された「Women 20 (W20、目黒依子と吉田晴乃W20共同代表)」にはノーベル平和賞を受賞したマララさんが初来日、エンパワーメントを呼びかけ大きく注目を集めた。

先進国の中でも女性の立場や社会進出が遅れ、政治やビジネスの世界でのリーダーの割合が低いと指摘される日本で初めて開催されたG20の場で、吉田氏が講演の中で述べていたように「23億人の女性を代表して」提言書が

提出された事にも大きな意義があっただろう。今後日本も世界の理不尽な立場の人々をより良い状況に変えていくムーブをまとめ上げていく立場になっていくのだろうと、期待に胸が膨らんだ。

生憎、W20共同代表の吉田晴乃さんが、翌日6月30日に心不全で亡くなった。

今後各団体の協力により様々な角度からエンパワーメントが進む事を期待しそれに大きく貢献された吉田晴乃さんのご冥福を心からお祈り致します。


写真はマキシマ王妃(オランダ王妃・国連特使)が記者会見を行う様子(小里博栄撮影)

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