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Kamila's 4AM Artから新しいエコプロジェクトをスピンアウトさせます

ベトナムからスーツケースを持って帰国してきたのに、帰国してから立ち寄ったレストランで「スーツケースお預かりします」と言われて預けたまま、そのまま忘れて帰宅してしまった堀です。

ものを忘れやすい&無くしやすいというのが自分の欠点ですが、流石にスーツケースごと存在を忘れてしまったことは初めてですね。



アートブランドとしてのKamila's 4AM Artのこれまで

Kamila's 4AM Artはアートブランドとして、これまで存在してきました。

2年前、2017年10月にフィリピンでミミが創業しました。4時に起きる習慣を子どもの時から身につけていた彼女は、友人へのプレゼントとして最初のピースをつくりました。

それがカミラの始まりであり、創業時はKamila's 4AM Braceletでした。


およそ2年。現在はフィリピンでスタッフ4名、日本ではミミと自身と6名でやっています。

基本的にはビジネスサイドは日本で、制作活動はアイテムによって変わりますが、日本とフィリピンです。

規模は小さいですが、想いは強く。

目の前のお客さんに最高のピースを届けることだけに集中してやっています。

環境問題への危惧

ファッション業界は世界で二番目に汚染を引き起こしている業界と言われています。

そんな業界において、世界では少しづつこれまでの大量消費からサステイナブルなファッションに注目が置かれ出しました。

ベルリン発のサステイナブルの急先鋒的な存在のGMBH(ゲーエムベーハー)のベンジャミン・アレクサンダー・ヒュズビーは昨年時点で「サステナブル? その言葉自体が廃れているように思うんだ」と、語っているくらいです。

ただ、日本はこの分野において正直遅れていると言って間違いないです。

そもそも日本のファッションはアメリカなどの先進国の流行が数年後に、流れてくるようなイメージなので、世界基準で見たら必然的に遅れます。

GAPがこの前原宿から撤退したのは、一つのいい例かもしれません。

そして、最近ではパタゴニアなどのメッセージを前面に打ち出している企業がファッションとして若者の間で流行り始め、ファッションとして認知した後にブランドのコンセプトを知ったりしていき、共感していくというような流れもあるようです(パタゴニア神戸マネージャー談)。

とにかく新しいファッションの潮流は確実にきていると思います。


家族バリューとしてのサステイナビリティ

そんな背景もあるんですが、単純に自分たちがずっと取り組みたいと思っていたプロジェクトを、少し早いかもと思いながらも始めました。

早いかもというのは、自分たちは別にまだアクセサリーの分野で成功したわけでもないですし、資金繰りもギリギリです。

メンバーとして働いてくれているスタッフが前よりもいいお給料で喜んでくれる姿に喜ぶような、そんな文化なので、別に今はそれはそれでうまく言っていると思います。

遅い早いなど言っていたら一生始められないですし、何よりもミミが突っ走るタイプなので、Kamilaはもうどんどん新しいことにチャレンジします。


The first design for the twinning dress for babies 💙 Made out of 4 PET bottles 🙂Hope it’s ok to share some updates of LantayPilipinas here.As we mentioned, we want to make Kamila not only a community of art lovers but also a community of people wanting to make a difference 🙂 Little actions of tens of us will definitely make an impact 💙
Wearing this top means there’s 4 less plastic bottles that would otherwise be swimming in the ocean 💙 💙💙💙Hello everyone, I want to introduce our new passion project: Kamilas4Mére 💙Our new passion project @lantaypilipinas aims to use fabric made out of PET Bottles. We want to contribute to environmental protection and provide convenient option for conscious consumers. Other than this, we want to create designs that are not only sustainable but is also comfortable, fashionable and functional.
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Our first collection is for Kamilas4Mère - clothes for our dear Moms!
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We want to design clothes that they can use to do a “twinning with their babies” but at the same time, can also be used in the office or for a stroll in the park. .
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This top was designed and handmade by Reg; mom of a 2-year old. She introduced the concept to us. She said, as a mom, she needs to be practical. Of course, she wants to do a “twinning” with her baby but she wants to get something she can use for other purpose too. Unfortunately, she rarely finds one. Thus the birth of Kamilas4Mère. Through this line, we can also promote sustainability as a family value 🙂
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Pps. Introducing our design for babies soon 💙
For moms out there, what design would you want to have? 🙂
#sustainable #sustainableph #consciousconsumerism #consciousconsumption #twinning #momanddaughterclothesph

環境を考慮したファッションって正直なかなか見つけにくい。

それが日本とフィリピンで自分たちが感じていることです。

もっと正確に言えば、手の届く価格でそう言った商品はなかなか見つけにくいと思っています。

最近だと日本でもハイブランドのラインナップでそうしたアイテムは登場しているかもしれませんが、庶民的なラインでないというのが率直な感想です。

これは一個人の意見なので、事実違うかもしれませんが、一消費者として感じています。

さらに言えば、サステイナブルという言葉が最近は流行っているものの、やはり一人での取り組みが中心です。

というのも、サステイナブルを本気で考えたときに、それはきっと家族のバリューとしてあるべきもので、その環境で育った子どもが自然とそうした価値観を身につけていくようになればいいなと考えています。


なので、家族のバリューとしてサステイナブルを加えることができるように、家族として地球に対して優しくあれるようなアプローチを考えたときに、親子で着れるお揃いのサステイナブルな服があればいいなというところにたどり着きました。

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一枚の服で、ペットボトル4本が使われています。

毎日着たくなるような服であることが前提、その上で、サステイナビリティをプラスすることで、親子のコミュニケーションの中でサステイナブルが一つの価値になったらいいかなって思ってます。

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自分たちもこの分野にこれまで知識があったわけでもないので、今後どうなるか本当にできるのか本当に分かりません。

ただ、やれることをやれるだけするがKamilaのモットーでもあるので、チャレンジあるのみです。

元々は、ブレスレットを友人にあげたいと思ったところからスタートしたのがカミラです。

今回もこんなものが欲しいなって思ったところからスタートしています。


まずは9月中にローンチしたいと考えています。

引き続き、優しく見守ってください。


以下インスタで情報発信していきます。







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