見出し画像

アート活用事例 ~オフィス編 6選~

こんにちは、HARTiの田邉英也です!

今回は第6弾として、オフィスへのアートの導入事例について紹介したいと思います。

これまでアート×ホテルや商品パッケージ、アパレルなどの事例を紹介しておりますのでまだの方はぜひ読んでみてください!

はじめに

近年、アート作品をオフィスやホテル、カフェなどの様々な場所に導入している事例を目にするようになってきました。

特に僕が魅力的に感じたのが、最近ニュースにもなっていた千葉県に創られた株式会社ZOZOの新社屋です。新社屋は、普段見ることのないような外観で、内装もオフィスとは思えないようなデザインとなっており、多くの人が魅力的に感じる空間となっています。また、エントランスには国内外で人気のアーティストであるロッカクアヤコ氏や山口歴氏のアート作品が飾られており、アート好きには特に魅力的な空間といえるでしょう。他にも様々なアーティストの作品が展示されております。

オフィスへのアート作品の導入する理由として、①社長がアートコレクターであったり、②企業理念の表現、③従業員満足度の向上、④アート作品に触れることで感性を磨くという点が挙げられます。またアートのビジネスへの実利性について、GMOインターネット株式会社の熊谷正寿氏によれば「ナンバーワンのサービスを提供するために、スタッフの感性を磨かなくてはならない。本物、美しいものに自然と触れ、豊かな感性を磨く機会を作る」と位置づけています。

もちろん、どのような観点からアートを社内に導入するかは企業の意図によって変わりますが、いずれにしても今後アートを企業内に導入する事例が次々と増えてくると考えられます。まるで美術館かのようなアートに溢れた企業が出てくることも想像に難くありません。


株式会社ZOZO

スクリーンショット 2021-07-09 11.51.57

画像引用:株式会社ZOZO

ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは、2021年2月15日付で本社を海浜幕張から西千葉へ移転し、その新社屋には若手アーティストを中心とする様々なアーティストのアート作品が飾られています。

ZOZOは、「オフィス内の随所には、主に国内の若手アーティストによるアート作品が飾られており、ファッションとも親和性が高いアート作品が、社員にインスピレーションをもたらすことを期待しています。」という風に述べています。

ZOZO元社長の前澤友作氏は日本でも有数のアートコレクターであり、2017年開催されたサザビーズのオークションで、ジャン=ミッシェル・バスキアの《Untitled》という作品を約123億円で落札したことでも有名です。

引用:https://corp.zozo.com/news/20210309-13301/

画像2

スクリーンショット 2021-07-09 11.51.45


GMOインターネット株式会社

画像4

画像引用:GMO Gallery|スタッフの感性を刺激するGMOインターネットグループの職場環境

GMOインターネット株式会社は、代表取締役会長兼社長の熊谷正寿氏がアートコレクターというのもあり、自社オフィスにてGMO Galleryを運営しております。「人々の感性を刺激するアートに、グループスタッフを始めご来客の皆さまが気軽に接することのできる場を提供することで、ジュリアン・オピーの魅力を世に広げるとともに、アート界の発展を応援します。」という目的の元運営しており、ジュリアン・オピーを中心とする様々なアーティストの作品が展示されています。

熊谷正寿氏はインターネットの時代は感性の時代だと考えており、GMOインターネットグループの社是・社訓にあたる『スピリットベンチャー宣言』にも表れています。
例えば、「インターネットの時代は共感の時代。変化し続け共感される人格・社格に成長しよう。」「共感の方程式は、論理×感情。ナンバーワン商品に加え、ナンバーワンクリエイティブが大切。」のようなものがあります。
そこで、熊谷正寿氏がオフィスにアート作品を飾る理由として、「ナンバーワンのサービスを提供するために、スタッフの感性を磨かなくてはならない。本物、美しいものに自然と触れ、豊かな感性を磨く機会を作る」というように述べているそうです。

引用:https://gallery.gmo.jp/
https://www.mecenat.or.jp/ja/column/visit/2699
https://media.and-art.jp/interview/interview-for-collectors/interview-business-1/

画像5

画像6


株式会社アカツキ

画像7

画像引用:株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

株式会社アカツキは、2017年5月に本社オフィスを1フロア増床し、ワクワクが生まれやすい施策とクリエイティビティを刺激するようなアートを取り入れ、更に様々なコンテンツを追加することで多様な体験ができるように「進化」「拡張」が可能なフロアにしています。

また、同社の共同創業者である香田哲朗氏は、一般財団法人東京アートアクセラレーションの理事を務めており、資金面だけでなく、エンターテイメント業界を牽引してきた実績を活かし、知見やネットワークの側面からも財団をサポートしています。
また、この財団は六本木にあるコンプレックスビル「ANB Tokyo」を軸に、アーティストがそれぞれの表現を育む創作の場を提供し、アートの裾野を広げていくとともに、これまでアートを支えてきた方々にとっても意義のある事業を展開しています。

引用:https://aktsk.jp/news/6556/
https://aktsk.jp/press/26844/

画像8

画像9

画像10


株式会社令和トラベル

画像11

画像引用:https://www.instagram.com/p/CPuj492DcDQ/

株式会社令和トラベルは、2021年5月に渋谷にオフィスを移転し、同社の代表取締役CEOである篠塚孝哉氏がアートコレクターというのもあり、オフィスにはSHUN SUDO氏や佐野凜由輔氏、OLI-B氏、大竹寛子氏などのアート作品が飾られています。

引用:https://www.instagram.com/p/CPuj492DcDQ/

画像12

画像13


株式会社ANCR

画像14

画像引用:日本初、アートで部屋を選ぶシェアオフィスA YOTSUYAがオープン

2020年11月に、株式会社ANCRサンフロンティア不動産株式会社株式会社Honey Atの3社が共同して、四ツ谷駅徒歩5分の場所で一棟シェア型オフィス「A YOTSUYA」を開業しています。

A YOTSUYAには9名のアーティストによる計26壁面のミューラルアートと22部屋の執務スペースがあり、各階中央にラウンジを配することで、ギャラリーになるように設計されています。
また、入居者はコーヒーが無料で飲めたり、ライブアートやワークショップなど、様々な施設イベントへの参加が可能になっていたりいます。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000045516.html

画像15

画像16

画像17


CMICグループ

画像18

画像引用:シミックホールディングス株式会社

CMICグループのエントランスにはギャラリーが設けられ、コーポレートアートを通じて社員の人間愛や仲間意識を育んでいるそうです。

同社は、中村キース・ヘリング美術館と共催する子供たちのための国際絵画コンクールなども開催しており、キース・ヘリング財団の許可を受けて開催される絵画コンクールは世界唯一の事例として2009年からスタートしています。

引用:https://www.cmicgroup.com/corporate/csr/activity

画像19

画像20

画像21

写真 2020-07-14 17 45 28

画像引用:https://www.cmicgroup.com/corporate/csr/activity


アート導入に関するお問い合わせ・ご相談は下記メールアドレスからお願いいたします。
contact@harti.tokyo(担当:田邉)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?