散文 ハイビスカスが咲く丘で
ハイビスカスが風に揺れる。
丘には何一つも無い。
青い広い海が永遠と広がる。
ただ、生ぬるい海風が吹くんだ。
君と約束したあの日のこと。
「私を忘れないで。私がこの世に居なくなっても忘れないでね。」
僕もこの世には居ない。
ここから片道切符で飛び立ったから、、、。
でもさ。生まれ変わりがあるならきっと会える。
ある日、僕はそんな夢を見た。
そして、何もハイビスカスの咲く丘に白い日傘、白いワンピースの彼女。
そう、それはきっと。
「ハイビスカスの咲く丘で。」
散文 ハイビスカスの咲く丘で をお読み頂き有り難うございます。
どなたかの目にとまれば幸いです。
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