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瀬戸内の島でインターン | day3


瀬戸内の島にある福祉施設さんにインターンに来て3日目の記録。学んだことや、島暮らしのことを書いています✍️

朝ごはん

7時過ぎに起床。朝ごはんはおにぎりとカップスープでさっと済ませました🍙 小学生の男の子から「めざましテレビで7:40頃にちいかわの放送あるから見てね!」と言われたから、ちいかわのアニメ視聴👀(まだ始まらないと思って席を外したら半分くらい終わってたのはひみつ!)

am 「就労支援×宿泊×交流スペース」の複合施設へ

午前中は3月にオープン予定のおもしろい複合施設の見学に行ってきました☺️ 「ボナプール」という地域や観光客に開かれた福祉施設です。

「日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト」の審査を通過し、助成を受けることができるそうです。第1回の選考は500件ほどの応募があって、かなりの倍率の中で採択されたとのこと!社会福祉法人新生福祉会と超有名建築家の伊東豊雄さんのコラボだそう😳(岐阜のメディアコスモスもこの方だったのか…!)


1階はレンタルキッチンや交流スペース、観光客向けのアンテナショップ、さらにおもしろいのが障害のある方の就労支援施設を兼ねた柑橘の加工所が併設していること。

尾道市の生口島(いくちじま)は柑橘がたくさん獲れる場所で、レモンの島とも言われています🍋しかし、島内に搾汁や加工できる拠点がなく、県外の加工所に出荷してからまた島に戻してジュースなどの加工品を販売しているそうです。そのため、輸送コストがかかってしまうし、ラベルに表示される製造元は愛媛県など他の地域になっているとのこと。(生口島からしまなみ海道の橋を渡るときは通行料もかかる!)

搾汁や加工は単純作業の繰り返しも多く、障害のある方の就労と相性がよさそう💡 さらに島内には障害者の就労支援施設がほとんどない状態とのことで、複数の地域課題の解決にもつながる拠点になりそうです!全面ガラス張りで、加工所が見えやすい作りになっているので、観光客の方にも身近に感じてもらえそう。

柑橘の搾汁をする機械🍊
海と隣の島を見ながら作業ができる!


レンタルキッチンは、イベントで使用したり、菓子製造をしたり、飲食店を始めたい人がお試しでお店もできます!

宿のフロント、奥にレンタルキッチン。絶賛工事中👷‍♀️
テーブルや椅子などの什器は大工さん手作り!
キッチンは充実の設備。


2階は宿になっていて、海が見える個室や安く滞在できるドミトリーがあります。サイクリング客のために、個室は室内に自転車が掛けられる仕様に😳

セミダブルルーム。目の前は海と島!
カウンター席にはコンセントがあって作業もできる☺️
ツインルームは部屋にお風呂がついていて、
湯船に浸かりながら海が見える!(カーテンもあるそう)
女性専用ドミトリー。こちらも1人ずつカウンター席が確保されている😳男女混合ドミトリーも同じ仕様。
女性専用のシャワー・トイレ・洗面ルームがあって、
とても快適そう☺️

シーツ交換などの宿業務も障害のある方の仕事になるそう!1月下旬から予約受付を開始するらしいです😳 わたしも泊まりたい!!
他にも魅力がたくさんあったけど、書いてたらかなり長くなるのでこの辺で。

昼ごはん

ボナプールの見学後は宿舎まで車で送ってもらい、自転車に乗り換え。気になっていた「しまの店 さよ」さんでレモンらーめんを食べました!すごく美味しくて、これはリピートしたい!

醤油スープにレモンが合う!
630円でお財布にも優しい。
ローカル感がいいね。

ちなみに「さよ」は観光地のしおまち商店街にある「しまの店さよ」と、少し離れたところに「さよ食堂」があって、地元民はさよ食堂に行くそうです。食堂の方も気になる…!

pm 高齢者施設へ

自転車で島の高齢者施設へ。
今回行ったのは、介護保険制度の「小規模多機能型居宅介護」にあたる施設でした。ざっくり言うと1つの施設で通所(デイサービス)も訪問(ヘルパー)も宿泊(ショートステイ)も全部できちゃう施設です!

この日の通所の利用者さんは15人ほどいました。自己紹介をさせてもらい、一緒に折り紙をしたり、レクリエーションをしたり、お喋りしたり。中には98歳のおばあちゃんもいてびっくりしました😳 隣の特別養護老人ホームには107歳の人もいるのだとか!
数年前に身体を悪くするまでは、柑橘の畑をしていたという方もいらっしゃいました。

言われた通りに指を動かす頭の体操。
これがけっこう難しいんです…!
折り紙で梅の花を作りました🌸
(最初は間違えて違うものができた)

島の高齢者の方は、お子さんが島外に出ていることが多いそうです。ある程度自立はしていてひとり暮らしをしているけど、家族からのサポートは受けづらい状況とのことで、施設がきめ細やかにサポートをしています。どうしても家族が来れない時には、病院に付き添うこともあるのだとか。

スタッフ不足で常にギリギリで回している状態とのこと。シフト表も見せてもらいましたが、毎日通所、訪問、宿泊の人が違うので、管理がかなり煩雑でした😳
島の中で必要な福祉サービスがないと、島内で住み続けられない場合もあるから、福祉施設はすごく大切な役割を担っていました。

夕方のお買い物タイム

夕方にこの日のインターン終了。夕飯を食べに行こうと思っていた店のオープン時間まで1時間ほどあったので、島内のお店を散策しました。スーパーを2軒はしごしてみたり、魚屋さんに行ってみたり、地元の和菓子屋さんに行ったりしました。

ゲームコーナーがあった!
お魚屋さん。惣菜が充実してた!
手書き感がたまらない。
和菓子屋さん。ケーキもいろいろ売ってた!

しおまち商店街にある「ひふみ」さん。
2階は宿になっていて、1階は惣菜を売っていたり、瀬戸田のおみやげや全国のいいものが売っていたり。お弁当も気になったな〜!

ひふみの外観。
みかんジュース欲しいけど、重たいから断念🥺
食品を中心としたセレクト雑貨。


夜ごはん

夜は素敵な宿SOILさんの1階にあるMINATOYAさんへ。上に出てきたひふみさんのお隣!空間がとても素敵で、モーニング、ランチ、カフェ、ディナーまで幅広く営業されている飲食店です。以前瀬戸田に来た時は時間がなくて寄れなかったので、ついに来れました!

スタッフさんとも少しお話しできてよかった☺️
系列店のスタッフ含め、ほとんどが移住者。居心地よくて気づいたら3年経ってましたという人も!

洗練された空間。夜もかっこいい!
いろんな席があって気になる!
瀬戸内のカルパッチョ。旬魚(鯛かな?)と
高根島(こうねじま)のライムソース。
愛媛県大三島の猪を使ったショートパスタ。


島にある新築の銭湯へ♨️

2021年にオープンした銭湯「yubune」さんへ。お風呂が3種類とサウナがあって、宿泊もできます!身体があったまった〜☺️

yubuneの外観。


帰宅して、魚屋さんで買った柑橘「はれひめ」を食べたらすごく甘くてびっくりしました🍊和菓子屋さんのはっさく大福も白あんが入ってて美味しかったです!

島の美味しいものたち。


食べてばかりの島暮らし。もうそろそろ折り返しですが、引き続き楽しんでいきます✊

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