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いざ、総合電機メーカーからコンサル業界へ

はじめに

皆様はじめまして。
半年前まで総合電機メーカーでSEとして勤務していました電コンです。
アラサーの私が年功序列風土がある総合電機メーカーから実力主義の総合コンサルティングファームに転職するまでを記事にしました。

特に役立つ話もないと思いますので、体験談の一つぐらいの感じで気軽に読んで下さい。
元々シリーズで書いていましたが、間延びした事、忙しくなってきた事から完結させるために、過去分も含め1つの記事に纏めました。

前職紹介

まず私の前職について簡単に紹介します。
皆さんは総合電機メーカーについてご存知でしょうか?
一般的には以下の8社のことを指します。

日立製作所
ソニー
東芝
三菱電機
富士通
NEC
パナソニック
シャープ

8社を細分化すると「重電」が日立製作所・東芝・三菱電機、「AV(映像・音響)家電メーカー」がパナソニック・ソニー・シャープ、「IT大手」が富士通・NECとなります。
最近は日立製作所のIT色が強くなってきたり、パナソニックが車載機器に力を注いできたりと若干区分けが難しくなってきています。
そのため、総合電機の区分けが正しいのか怪しいですが、ここでは以上8社を総合電機メーカーと定義します。
私が勤めていた会社についてはまた記事にしたいと思いますが、ここでは何かの企業でSE職と勤めていたという事で話を進めていきます。

転職を検討するまで

入社以来、特にここ数年は仕事にも慣れ、プライベートとの両立もしやすく、それなり給料も頂いていたため満足度も高く、定年まで働くつもりでした。

しかし、米中貿易摩擦が始まった頃から、各メーカーの業績が怪しくなり、
加えて組織変更により異動を命じられ、異動先では暇で退屈な会社生活に突入していきました。(働き方改革の影響もあり)
このような経緯と年齢が30歳を通過したこともあり、ふと自分のキャリアに疑問を持つようになりました。
1社で働き続け、会社にキャリア形成を頼るより、自分で形成したいと思うようになりました。(要は好きな仕事がしたい)
詳細については別記事で書くとして、以上のことから転職を考えるようになりました。
(実際、統計的には20代で転職を考える人が多いようです。)

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転職活動

最終的にコンサルティングファームを転職先として選びましたが、当時の私はコンサル業界への憧れは皆無(そもそもBig4すら知らない情弱)で、前職と似たようなメーカーのSE職やIT企業で働くことを考えていました。
ITの外資トップ企業への転職は、これまで経験とスキルの関係上ハードルが高く、それ以外の選択肢は、年収ダウンがネックとなり断念しました。
そのような状況で、登録した転職サイトに複数のコンサルティングファームから話を頂き、それがきっかけでコンサル業界に興味をもちました。
コンサル業界を調査する程、私にとって魅力的な業界である事が分かりました。
門戸の広さ、プロジェクト型の業務、仕事の幅広さ、給与、etc...

余談ですが、コンサル業界については、厨二コンさんのブログを参考にさせて頂きました。コンサル業界は変化が激しく、中々纏めているサイトが無いので、オススメです。

転職欲求が増してきた私は、直ぐにエージェントと話をし、Big4、AC、日系大手ファーム、ベンチャー10社程度に申込みました。
その内、7社程面接に進みました。
(ベンチャーはコンサル経験を求められたため、ダメでした笑)
面接期間は結構ハードでした。定時まで通常業務をこなし、ダッシュで帰宅、その後面接を受け、そして次の面接の準備。
それでも面接では今までに触れる事がない領域であったため、新鮮で刺激的だった事を覚えています。

さて、結果的には複数のファームからオファーを頂き、プロジェクトの内容や働き方を考慮し、転職先を決めました。

転職後

現在、転職して数ヶ月が経過しました。
今は様々なバックグラウンドをもつメンバーと面白くかつ刺激的(学ぶ事が多過ぎ)な日々を送れています。

一方で誤算もありました。
当初ITコンサルのイメージで入社しましたが、思いの外、戦略や業務案件にもアサインされました。
当初はあまり歓迎していませんでしたが、専門+幅広い経験を積む事に面白さを感じるようになりました。

ここまで読むと、コンサル業界転職して正解。って思うかもしれません。
しかし、私はまだ経験が浅くこれから苦い思いをする事が増えていくかもしれません。
そのため、転職して正解だったかは、まだ判断出来ません。
この辺りは1年程働いてから記事を書きたいと思います。

最後に

私は転職そのものを肯定するつもりはありません。
ただ、同じ会社で働き続けるにしろ、自分のキャリアには目を向けるべきだと思います。
そして、キャリアを考えた時に「転職」という考えがあれば選択肢は増えます。



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